大野君「青木さん家の奥さん」主演記念作品

あらしべ長者

この小噺は実際の「青木さん家の奥さん」とは似ても似つきません。

iつまんな〜い。


むか〜しむかし。青年(大野智)が散歩していました。青年は働くのがキライでした。

いつもどうりに ぼ〜〜〜っと歩いていたら転んでしまいました。

大野「...いたい...かもしれない...」

5分後彼がやっとこさ起き上がると手には一枚のCDが握られていました。

彼は、CDのタイトルを読み上げました。

大野「...あらし...? おぉ〜、この向かって右上のお兄さん、超かっこいー」→本人(笑)

   「でも〜、これどうしようかなー?」とCDを持ったまま青年が右往左往していると

こちらも散歩中の大学生(桜井翔:二十歳おめでとう!)に出逢いました。

彼は2匹の犬(相葉=グレートピレニーズ&二宮=柴犬)を連れていました。

桜井「ちげーよ!相葉ちゃん、そっちじゃねーって! なんでヒトのいう事が聞けないの!(怒)」

相葉「でもご主人〜、俺こっちに行きたいんだワ〜ン」

二宮「ねえねえ、翔君翔君、ここらで自由行動にしない?俺今、いい曲が浮かんでるんだよね」

桜井「おめーら...完全に俺をナメてるだろー。 帰ってもゴハン抜き!プンプン!!」

相葉「えーっ、ちげーよ ご主人〜。そんなことないワ〜ン」

二宮「そうだよそうだよ、だって毎日同じ時間に同じ散歩コースじゃ飽きちゃうんだよー。」

この一人と二匹に、青年は何となく声を掛けてみました。(いや、ただヒマだったから)

大野「もしもし。何かお困りで?」←別に本気で言ってない。

桜井「ああ、実はうちのバカ犬たちがいう事を聞かなくて...(半泣き)」

相葉「なにおーう?バカって言ったな、バカってー!」

二宮「バカって先に言ったほうがバカなんだぜー。バーカ、バーカ☆」

桜井「なんだとー?飼い主に向かってバカとは失敬な! バーカ、バーカ☆」

.....どこかで見たことのある風景画繰り広げられました(笑)

このままでは近所迷惑だと思った青年がケンカを止めに入りました。

大野「...まあまあオフタリサン、イイカゲンニシナサイヨ、ネッ。」←全然心がこもっていない。しかも2人じゃないし。

このとき、青年が持っていたCDが 2匹の犬の目に止まりました。そして

二宮「!? ねえねえ、それ何?それ何?」

相葉「うお〜!キラキラ光ってるよ! 北海道まで光ってるかもよ!」←意味不明

二匹の勢いに圧されて青年が答えました。

大野「これは、あらしのCDというものだよ」

相葉「シーデー? あらし? それ食ったらうまい?うまい?」

二宮「ねえねえ、そのあらしムコウに投げて、ぽ〜ん!って投げてー!俺走って捕ってみせるから〜」

生まれて初めてCDを見た二匹。興味津々で青年の周りをぐるぐる回ります。

2匹「ねえねえねえぇぇ〜、あらし欲しい〜。じゃなきゃ、一緒に遊んでよー」

青年は無邪気に走り回る二匹を見て思いました。

大野「....こんなにぐるぐる回り続けてたら、いつかバターになっちゃうよね...。それは大変」

かなり本気な勘違いをする青年。(ちびくろサンボじゃないっつーに)

青年はバターになりそうな二匹を助けるべく(笑)、飼い主の大学生に言いました。

大野「あの〜、これ良かったら散歩に使って下さい。どうせ拾いモンですから」

桜井「え!いいんですか? いや〜、助かります。こいつら子犬の時は可愛かったのに

    身長が俺よりでっかくなっちゃって、毎日散歩するのが大変で...。」

二宮「お前も苦労が絶えないんだよな、かわいそうに」

桜井「そうそう...って、おめーらのせいだろうが! あ、それよりCDありがとうございました。お礼にこれを」

    と言って大学生はザボン(大きな柑橘類)をくれました。

大野「...なんでザボンを持っていたの?」青年が不思議に思って尋ねると

桜井「いや、多目的なカンジがしていいでしょ? と、言いますのは...」と大学生の講義が始まりそうだったので

青年は はしゃいでいる二匹の犬に別れを告げて ザボンを持って散歩を続けました。

大野「サンポにサンボザボン...いい響きだ...ざぶとん一枚。くすす。」 

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しばらく散歩をしていると、道端でうずくまっている女のヒト(松本潤)に出会いました。

松本 「う〜ん、う〜ん。胸が、胸が苦しい」

大野「こんにちは〜」青年は気にも留めずに通り過ぎようとしました。

松本待てよ(怒)ヒトが苦しんでるのに 普通にあいさつして通り過ぎないでよ!」

大野「もしもし、何かお困りで?」←さっきとおんなじセリフだ...。

松本「私は、この先の屋敷の者です。だんなさまのお使いで町まで行ってきたんですが

    ここまで来たら持病のシャク(時代モノにありがちなセリフ)が」

大野「へぇー、じゃあ、気付にこれ食べたら?」と青年は唐突にザボンを差出しました。

女の人は、とても喉が渇いていたらしく、一気に皮ごとザボンを食べました。

松本「ふぅ〜、ありがとうございます。これで少し元気になりました。何かお礼がしたいので

    この先の屋敷に一緒に来てください」

大野「お礼なんてとんでもない。このザボンは さっき人からもらったものだし」

松本「いえ、そんな遠慮なさらずに。さぁ、こっちにいらしてぇ〜ん

女の人の妖しい色香に酔ったわけではなく、「この人の眉毛太いなー」という単純な興味で

青年は 後をついていきました。(どーゆう興味なんだろう?)

村のはずれに1軒の大きなお屋敷がありました。青年はこんな大きな屋敷を見るのは初めてでした。

大野「.....!怪しい!こんな屋敷、この村にあったっけ?」 青年は心配になって女の人に聞きました。

   「あの、こんなところにいつから住んでるんです?」←逃げ腰

松本「...?私が働くずっと前からここで長者(長者って職業か?)をしてると聞いておりますが?」

怪しいと思っているのは青年だけ。ここは村の長者様の屋敷でした。青年があまりにナマケモノで

自分の家に引きこもってばかりいたため、村の様子にとても疎かったのね(笑)

大野「そうなのかー、あ〜びくりした。僕は、てっきりもののけ系なのかと...」

松本「なに言ってるんですか、あんた。さ、こっちだよ、大野君。」←さっきまでのしとやかさはどこに?

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お屋敷の中には、長者様(堂本剛:初登場)がいらっしゃいました。

女の人(この屋敷の奉公人)は、自分を助けてくれた青年のことを 長者様に報告しました。

長者様は、心やさしい青年にとても感動しました。

つよちゃん「そうかそうか、うちのマユゲ...いや、松本を助けてくれてありがとうな。

       こいつ俺よりヘタレやねん。コノ間も奈良公園のロケで鹿に追いかけられて...。」

松本「長者様、長者様(^^;) その話しはもういいでしょう(困) そんなことよりこの青年に何かお礼がしたいんですが」

つよちゃん「おー、そうやったそうやった。つい調子に乗って喋りまくってしまったわ。剛、間違えてた」

というと、長者様は奉公人達に大きなつづらと小さなつづらを持って来させました。

大野「大きいつづらと小さいつづら...? 話を間違えてない?」←いいじゃん:作者

つよちゃん「ま・ま、小さいことは気にせずに。さ、どっちがええ?じっくり考えて選びや」

青年は2つのつづらをじ〜〜〜っと見て考えました。昔話の「大きいつづらと小さいつづら」では

欲張って大きいつづらを持って帰ったじいさんがつづらを開けるとゴミやお化けが出てきたよね。

でもあれはおとぎ話。単なるひっかけ問題かも。落ち着いて実態を見極めなきゃ!

さんざん迷った結果、青年はマジメに答えました。

大野う〜ん、荷物になると困るから、この小さいの下さい」←じっくり考えた結果がこれかい!

つよちゃん「こっちでええの?ホンマに? いやー、もっとよく考えたほうがええでー。いや、ホンマ?

       おっちゃんは、大きいほうがええと思うでー。ファイナルアンサー?」

大野「もういいです。開けますよ」

と、長者様のひとりみのもんたをよそに(笑) 青年は選んだ小さいつづらを開けました。すると...。

中には目録が入っていました。それには「おめでとう!うちの婿養子!」と書いてありました。

つよちゃん「いや〜、ほんまよかったわ。実は、俺には娘しかいないねん。でな、あととりを探してたんや。

       お前は心がやさしいからうちの婿にぴったりや」

松本「だんなさま、よかったですね〜。お嬢さんたちも喜びますわ」

大野「お嬢さん...達...?」

つよちゃん「お〜い、お前たち〜!いらっしゃ〜い」と長者様が叫ぶと奥座敷から数人の足音が。

「きゃ〜!お父様呼んだー?」と3人のオリエンタルな娘が乱入してきました。

つよちゃん「うちの娘たちは、ちまたでは’美人MA3姉妹’と言われてるんや

       右から、腰使いの荒い(笑)次女の町田慎吾

大野「思いっきり 男名じゃないですか」

つよちゃん「いや〜、気にせんでええやん。で、真ん中が三女のパナ。日本人離れした顔立ちやろ?」

大野「日本人離れというより、既に日本を脱出してますよね」

つよちゃん「んふ〜。ドンマイ ドンマイ、最後が末っ子のやらっち。可愛いやろ〜(*^^*)」

大野「確かに 可愛いけど、なんで柱で爪とぎしてるんですか? 

つよちゃん「えぇっ! だ、誰もこのコが’ネコ娘’だなんて言ってないがな」←自らバクロ

大野「ん〜...。絶対誰かもらわなくちゃダメ?」←バクロ話を聞いてない。

つよちゃん「おやおや、ムコ殿は気が多い。それなら3人まとめて嫁にやりますがな」

大野「いや、いらないんですけど...」

つよちゃん「いやー、めでたい!ミナのもの祝宴じゃ祝宴じゃ。死んだ母さんも喜んでるやろ」

仏壇には、亡くなった奥様(堂本光一)の写真がところせましと並べられておりました。(愛ね)

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結局青年は、散歩の途中でたまたま拾った嵐のCDがきっかけで長者様の後継ぎになってしまいました。

村の人々は青年を「あらしべ長者」と呼び、人生慌てずにのんびり過ごすといいことがあるんだゾ。と

人生の教訓にしました。

祝宴が続く中、青年はMA3姉妹に囲まれながら考えました。

大野「あれっ!? 町田慎吾が次女って事は、長女がどこかにいるのかな?」

....その頃大きいつづらの中で、青年の疑問の答えがグチっていました。

秋山「ひでーよな、俺、ここでもまたオチかよ。剛君てば、俺の顔が濃いから誰も貰い手がつかないだろうって

    大野君に持っていかせようと こんなつづらに入れやがって...。(結局それでも貰われなかったけど)

    こうなったらくやしいからキンキからトニセンに寝返ろうかな、

    さかもとく〜ん、僕にもビブラート歌唱教えてくださ〜い!」

              〜 おわり 〜 

 

**ひとくちメモ**    MAとは...。

                 ジャニーズJrの 秋山純 町田慎吾 米花剛(ニックネーム:パナ) 屋良朝幸(やらっち) からなるダンスユニット

                 「Musical Academy」→略して「M.A」。ダンス&アクロバットの腕前は「Jrを越えたJr(笑)」

                 今や先輩方のミュージカルやコンサートに 無くてはならない存在。嵐の大野君も元M.A。

                 個々にドラマなどにも活躍中。ぬーさんは、 ネコっぽいやらっちが好き。               

                 余談だが、関西には「 Musical Academy Osaka」→略して「M.A.O」 もいる。 

                 見かけた人は、応援して上げてください。 

                                  

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