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今年のプレゾンは、チケットは獲れたものの
希望日とことごとくズレたために一苦労。
でもその苦労の甲斐あってか
やっと観れたプレゾン「Change 2 Chance」は、面白かった!!

1幕は、オリジナルのストーリーで
2幕は、ほとんどショータイムだった。
最近ショータイムが無い構成だったから正直物足りない感があったので
思う存分はしゃいだよ(笑)
ぬーがゲット出来た(というか、交換出来た)座席の後ろは、1階の中央の通路。
よく劇中に少年隊の皆さんやJrの皆さんが走ったり踊ったり止まったりする
めっちゃお得な席でした。
いや〜〜、こんな楽しい席は、数年前の「新世紀」以来か!?

OPは、渋谷っぽい街の雑踏の中に紛れて
フリースクールの教師(錦織さん)、整形外科医(東山さん)、そして探偵(植草さん)たちが登場。
3人は、毎朝のように同じカフェに通っていた。
カフェのマスター(アツヒロさん)は、錦織さんと昔なじみらしい。
そのカフェには、同じく錦織の元生徒らしいアルバイト店員(内君と草野君)がいた。

フリースクールでは、様々な理由から学校に行けない子供たちが
元気にスポーツしたりダンスしたりしている。
だが3ヶ月まえに入所してきたケン(知念君)だけがみんなとなじめずに孤立。
生徒達が声を掛けても、錦織が声をかけてもかたくなに心を閉ざす。
父親と2人暮らしだということ意外、詳しいことは何もわからない。
一言も喋らないケンを心配し、錦織は色々手を尽くすが
ケンは家族のことを聞かれたとき「母さんのことは知らない。僕は母さんに捨てられたんだ!」
と言い放つと錦織の前から逃げた。

ケンの思わぬ告白に驚いた錦織は、カフェで東山達にそのことを話した。
錦織のパソコンの画像でケンの顔を見た植草
「この子、最近俺のところに来た。何も言わずに帰っていったけれど気になっていた」
と言った時、なりゆきで東山錦織抱える問題に強力することになった。

フリースクールに3人が出向くと生徒達がいつものように踊っていた。
でもケンだけが輪の外にいた。
生徒達は、最初から素直にフリースクールに溶け込んだわけではない。
親の借金、離婚、再婚、兄弟の確執など、家庭での様々な問題を抱えていた。
それでも親身になってくれる錦織や仲間と行動するうちに
いつのまにか自分の居場所を見つけていた。
ふいにケン「かあさんに逢いたい・・・」と自分の気持ちを言葉に出した。
そこで3人はケンの母親を探そうと神社にお参りに来ていた。
それぞれが絵馬に自分の願いを書き込む。
ケン「かあさんに逢えますように」
錦織「子供たちが元気に育ちますように」
植草「悲しい事件がおこりませんように」
東山「戦争のない世の中に」
4人が絵馬を奉納して手をあわせると
神社の天使(アツヒロさん=?)が出現。
天使の特殊能力=それぞれの過去の記憶を引き出す力
だとかで、錦織達3人の記憶は簡単に引き出せた。

東山の記憶=学生時代、顔のことでいじめられていた女子を助けてあげられなかった
自分を悔やみ、整形外科の道へ。
植草の記憶=目の前から消えた昔の恋人を探すために探偵の道へ。
錦織の記憶=不良だった時代に自分のことをわかってくれる教師がいたら・・・
そう思って教師の道に。

だがケンには、母親の記憶が無い。
ずいぶん小さいときに母親が出ていったらしい。
そのおかげで父親(赤坂様)との間もなんとなくギクシャクしていた。
ケン「かあさんのことなんて何も覚えていない」
錦織「何か・・・声でもいいから思い出せないかな?」
そう言われたケンは、母親の声を思い出していた。
天使は待っていましたとばかりにケンの遠い記憶を引き出した。
ケンは、暗闇の中にいる。
そこに母親が語りかけてくる声が聞こえた。
ケンの母親は、ケンを産むとまもなく亡くなった。
ケンが覚えていた声は、ケンがまだ母親のお腹にいるときに
話しかけてくれた声だった。
「お母さんはあなたの顔を見ることは出来ないけれど
お母さんは、あなたを産むために生まれてきたのよ。」
やさしい母親の声は、いつまでもケンに語りかけていた。

ケンは、母親の記憶に出逢ってすぐに父親の元へ。
父親は「母親がお前を捨てた、と言ったのは、かあさんの望みだったから。
自分を産むために命を引き換えにしたとケンが知ったら
ケンは自分を責めてしまうだろうから。だから母親が死んだとは伝えずに
お前を捨てたと伝えて欲しい。そう言っていたんだよ」
と真実をケンに伝えた。
ケン「とうさん・・・ボクはもう大丈夫。先生や友達がいるから」

と、とっても感動的なラストでした。
いや〜、最近なかなか素直に泣けるストーリーのPZにめぐり合わなかったから
今回は良かったな〜〜。
赤坂様と知念君の親子関係、そしてお母さんの愛情。
お母さんの声は、薬師丸ひろ子さん。
まだお腹の中にいるケンに語りかけるきれいなやさしい声は、
かぎりなく透明でステキでした。
あの声で泣いてしまいました。

それから少年隊さんのPZにはJrの皆さんが出演していますが
今年のMADは、すっごく大人になってたな。
こっしーとか福ちゃん、辰巳君とか、ダンスもすごかったけれど
演技も自信持ってやってたみたい。
知念君とのからみが多かったのもこのあたりの皆さん。
頑張ってましたよ。
劇中、錦織先生が「こっしー、おまえいくつになった!?」と聞かれて
こっしーは「42歳です!!」と答え
それを受けて錦織先生がすかさず「お前転校しろ〜〜!!」と突っ込んだ(笑)
こっしー42歳・・・なんか・・・ありかもしれない(^^;)

錦織さんは、常にジャージ姿。何回か着替えてました。
東山さんはスーツ姿。
かっちゃんもスーツというかラフな感じのジャケット姿。
かっちゃんは、アツヒロさんのカフェに来るたびに
アルバイトの内君達に「おーれ おーれ アイスオ〜レ!!」
アイスオーレを注文していた。内君達も一緒に「アイスオーレ!」→笑
でも何回もアイスオーレを連呼されても・・・(^^;)

それから今回のPZには 特別な意味があった。
元NEWSの2人がお詫びをするシーンが作られてた。
劇中、フリースクールの生徒達がケンの事がきっかけで
自分達の心の闇を打ちあけるシーンがあった。
親の離婚、再婚、兄弟の差別、様々な出来事のせいで
みんな自分の地元の学校に通えなくなってここに来ていた。
それを錦織先生が「自分の過ちで家族を深く傷つけてしまったヤツがいる。内博貴、お前だ!」
と思いっきり名指しで内君を指名。
すると内君が台本なんだろうけれど
すっごくリアルなセリフを並べる。
しかもNEWSや関ジャニのメンバーの名前を叫んで
「ごめん!」って涙ながらに謝っている。

そうね〜〜、劇中のシーンだから感情移入して観てる分には
もらい泣きしそうになったし
ストーリーの中には必須のセリフだったのかな。
でも今までの謹慎事件とかを考えると
研修生の名目で事務所に戻ってきたにしては
いきなりセリフつきの役をもらって
舞台のシーンの場を借りて
禊(みそぎ)させているみたいで少々過保護じゃないか!?
この勢いじゃ、来春頃には何かしらのユニットで復帰しそうな気がする(笑)
まあ、(どうでも)いいけどね・・・。

2幕は、ほとんど少年隊のミニコント&ショータイムでした。
少年隊が始めてミュージカルに挑戦したときから
かっちゃんが結婚したときのエピソードなど。
中でもヒガシが激しいダンスを(BOLEROだったか?)ひとしきり踊った後
出てきた錦織さんが「’闘牛士はベッドの中では甘えん坊’をお送りしました」なんて
ボケたもんだから客席は大爆笑。
しかもヒガシが疲れて楽屋で休んでいるシーンをリアルに再現している最中だったから
ヒガシ自身も相当面白かったらしくてずっと笑いをこらえている様でした。
そのおかげでその後、いちいちかっちゃん達に「甘えん坊なんだろ?」
からかわれておりました(笑)
・・・でもあのダンスナンバー・・・確かに「闘牛士・・・・」って感じがしないでもなかった。

かっちゃんが生まれた息子を楽屋に連れてきたときのエピソードを。
かっちゃんは、激しいダンスで疲れているヒガシに息子を押し付けて
「おれはこれからPGFを歌わなきゃいけないんだよ〜」←笑
無理やり息子を楽屋において行ってしまう植草パパ(笑)
ヒガシが仕方なく無表情に息子をあやす。
模型飛行機を「ぶ〜〜ん・・」と飛ばしてそのまま息子の顔に「どか〜ん」←笑
同じことを錦織さんがやって「お前なんか非行(飛行)少年になってしまえ」とか言ってた。

かっちゃんの息子は、今年からJr入りしてパパと同じ舞台に立っていた。
別にいいけれど・・・息子はヒガシにパパがセリフを噛むのを注意してくれと楽屋に行ったらしい。
植草親子は、2人並ぶと濃い(爆笑)
これから裕太君本人が一番大変でしょうな〜〜。頑張ってね。

錦織さんは、刀を片手にお約束の立ち回りもやってたな(笑)
錦織さんは、アドリブもそりゃあもう面白いですが歌声がいいのよ〜〜。
「君の瞳に恋してる」は、すっごくうれしかったわ(*^^*)

それから赤坂様&アツヒロさんは、これまたサプライズ的な演出(?)で
2人が抽象的に光GENJIだった頃のことを語り、刀で殺陣をやるというシーンが
あったんだけれど、このときの2人のかけあいがリアルでね・・・。
アツヒロさんは、自分の過去を「知らない」という言葉で消そうとしてて
赤坂様は、そんなアツヒロさんの気持ちを鋭く見抜いてて・・・
他のメンバーの名前こそ出さないけれど
ぬーには、ダレのことを言ってるのかハッキリわかったよ(T_T)

席の後ろが中央の通路だったので
後ろをJrの皆さんや少年隊さんたちが走ったり歩いたりして
もう大興奮状態でした。
↑でキツイことを書いちゃったけれど
内君が後ろに立ってたとき
すっごくい〜〜〜い香りがしてたの!!
ちょうどぱんたさんの真後ろで、手をステージへ差し出すようなポーズで
しばらく止まっていました。
いや〜〜、いい香りで思わず心が揺れてしまいました(笑)

それから少年隊さんが天井のゴンドラで移動してきて
降りた場所は、ぬーたちのまん前。
目の前で仮面舞踏会をフルコーラスで歌われちゃったら
うれしすぎて「今すぐこの幸せの絶頂で殺してください!!」って感じでした。
そのくらい近くで歌を堪能できたのです。
懐かしい歌が目白押しで懐かしい映像も流れて
懐かしい振り付けも観れて そりゃあもうもう
言葉では言い表せない状態が続きました。
特にいつ聴いても「君だけに」はいいな〜〜。
昔(笑)若い頃にリアルタイムで聴いてた頃よりも
感動して泣きそうになってしまうのはなぜ!?
自分が大人になって曲や詩がリアルに感じるのかな〜?

今年のPZは、ストーリー自体が簡単でわかりやすいうえに
ショータイム的な構成で
久々に楽しかった!!
今年はDVD出たら買おう(笑)