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MAの町田さんとパナ。カザポン、それに翔央君が競演の舞台があるということで
こりゃ絶対観たい!!とグローブ座へ行ってきました。
でも出かける直前の週明けに追突事故に遭い、
ムチウチになってしまったぬー(T_T)
普通に停止してたところへ2台後ろからノーブレーキで突っ込まれるという
大事故だったので、ムチウチも大事をとってずっと首輪(ギプスか?)を
していました。
で、長時間の電車移動が心配でしたが
やっぱりジャニのお勤めは休めないので頑張って出かけました。
でも頑張って出かけて良かった。
面白かったし、翔央君がベテランのお兄ちゃんたちに負けていないのが
頼もしかったです。

キャスト 

りあむ 翔央君
せいや カザポン
アンディ パナ
ケムマキ 町田さん

・・・キャストを書いただけなのに何だかすごくアヤシイ・・・(笑)
そのキャストの名前と同じくらいストーリーもアヤシかった(笑)

ストーリー

高校3年生の りあむ(翔央君)は、兄せいや(カザポン)のいる山荘を訪れた。
せいやは、りあむよりも10コ年上。
ろくに仕事もせずにダラダラ。今は、高校時代の同級生アンディ(パナ)の山荘で
アンディの家業のうめぼし作りを手伝っていた。
りあむは、せいやに「最近家に帰って来ないから母さんが見て来いって・・・」と伝えるが
実はそれはウソ。
外国に住むメル友から「重い病気で手術しなければならない。でもお金が足りない」と
知らされたため、うめぼし屋で資産家のアンディの家から金品を失敬しようとしていたのだ。
アンディせいやがいなくなった隙に金目の物をバッグに詰め込んで逃げようとしたが
せいやに見つかり大目玉。
謝るりあむアンディは、「別にいいよ。それはオレが子供の頃に作ったものばっかりだから!」
と暴露した(笑)
そんなアンディせいやは、実は今、緊急事態だった。
「おじいちゃんの資産と、高校を卒業してから10年山荘で漬けたうめぼしで儲けて
あとはラクに暮らそう!」というのが2人の計画だったのに
おじいちゃんと昔から一緒に仕事をしていた佐々木さんが
おじいちゃんの残した大金を持ち逃げ☆
でも今までさんざんいい加減にやってきた自分達への腹いせだと
よ〜〜くわかっていた2人。
なので反省半分と軽いパニック。
で、結局お金も無い、自分達が10年かけて作り続けた梅干は
ナント塩と砂糖を間違えていたもんだから使い物にならない。
アンディ「おかしいと思ったんだよ!あれ、どう読んでも『ソルト』とは読めないよな!!」
指差す方向には大量の『シュガー』が(大笑)
どうにもならない状況の中、3人は何となく一緒に生活し始める。
そのうちりあむにメル友から「病気は快方に向っているので手術代は必要なくなりました」と
連絡が入り、ひとまず安心したりあむ
でも安心もつかの間、今度はアホなお兄ちゃん2人から
「勉強して東大に入れ!そして一流企業に入って俺達を一生世話してくれ!」
なんとも勝手な要求を突きつけられて
それでもりあむはなぜか素直に(?)勉強に励む。
そんなところにりあむのバイト先の店長煙山(ケムマキ=町田さん)がやってくる。
なんとアンディの隠れ家のお宝を盗もうと計画したのは、このケムマキさんでした。
ケムマキは、りあむ「お宝はどこですか!?さっ!!早く山分けしましょう」とたきつけた。
そこへアンディせいやが戻ってきて大騒ぎに。
そんな中、アンディが気付く「お前・・・同じクラスだったケムマキだろ!?」
でも「人違いでしょう・・・私はあなた方を知りません・・・・!!」と否定。
そしてケムマキも同居してりあむの勉強を見ることになった。
そのうちケムマキが、せいやりあむのメル友の事について
「ちょっとしたメールを送ったんです。英語の翻訳機を使って。
『病気でお金がかかる』って。ほんとうにバカですよね」
と真相を明かした。
ケムマキは、アンディのお宝目当てにりあむにお金が必要になるように画策したのだ。
でもこの告白がせいやの逆鱗に触れることに。
「その話・・・確かにバカみたいだけど笑えねえな・・・あいつはオレの弟だからな!!」
怒るせいやと、アンディが高校の時のある事件についてケムマキを追い詰めた。
高校生の時、アンディの隠れ家で仲間達が集っていたとき
当時不登校だったケムマキから仲間の一人、アンディの親友に電話が入り
ケムマキの元へ向ったその親友が事故で死んだ。
その後、アンディはショックからこの隠れ家から出られなくなってしまい、
ケムマキも学校を辞めた。
「お前はなんであの時あいつを呼び出したんだ!」
追い詰められたケムマキは、隠れ家の裏の古井戸に飛び込んで気を失ってしまった。
助け出されたとき、ケムマキは記憶喪失になっていた。
でもいい加減な感じは、今までと変わらず、「ここにある甘い梅干で新事業やりましょう!!」とか
はしゃいでて、都合が悪くなると「頭がいたい〜〜」←困ったヤツだ・・・。
怒ったアンディは隠れ家を出て行った。
しばらく時間が流れて、アンディのいなくなった家で
りあむは相変わらず東大に向けて猛勉強、
ケムマキは、インターネットを利用した甘い梅干を海外向けに売り出して大成功。
せいやは、ケムマキのお手伝い(^^;)
ところがせいやの片思いの女の子(無くなった友人の妹)が
ずっと片思いしている相手がケムマキだったと判明してバタバタしているところに
アンディが帰ってきた。
そしてケムマキに「お前はいつまでウソをついているつもりなんだ」とくってかかる。
アンディによると、この隠れ家から販売して世界的に大流行しているはずだった
甘い梅干は、全然話題にもなっていなくて
しかも営業担当のはずのケムマキがやっていたことは「なりすまし詐欺」
記憶喪失もウソだった。
しかも友人の妹には「自分はフランス料理の修業にフランスにいる。」と
10年間もウソをついて逢うのを拒否していることも
せいやにバラされて、おまけにりあむのメル友だと偽っていたこともわかり
ケムマキは、絶体絶命!
ところがりあむが突然妙な事を話し始めた。
なんとりあむに無くなった友人が乗り移ったかのように
昔にこだわっているアンディせいやケムマキを仲直りさせる。
特にケムマキは、友人を死なせてしまった事で相当深く傷ついていたのだが
無くなった友人(りあむ)の言葉で立ち直り、
ウソではなく、本当に料理の勉強を始めた。
アンディは、資金を持ち逃げした佐々木さんから無事に資金を取り戻すことが出来た。
そしてりあむと一緒に猛勉強して「東大」に合格。
隠れ家から旅立った。
・・・・あれっ!?せいやは!?

出演者は4人だけ。
M.Aとかざぽんの共演。
演技力抜群の3人と翔央君がどうやってからむのか興味深かったけれど
翔央君は、がんばっていました。
メル友からのメールが山奥の隠れ家では電波が弱くて中々届かず
唯一家の外の木の下だけ電波が入ると聞いて
雨の中でも夢中で駆け出していく。
家に帰らず、隠れ家でお兄ちゃん達と一緒に暮らすことにしたりあむ(翔央君)は、
フリルつきのピンクのエプロン姿で朝ごはんを作ったり
アホなお兄ちゃん達にムリヤリ東大に入るための猛勉強をさせられたり
隠れ家でのりあむは、大活躍でした。
それにメル友の正体がピザ屋の店長のケムマキだったとわかったときは
「おかしいとおもったんだよ。文章が直訳すぎて」
寛大にケムマキを許してあげたりして・・・やさしい〜〜(T_T)
最後も高校時代の同級生だった3人が大喧嘩し始めたときに
亡くなった同級生が乗り移ったふりをしてお兄ちゃんたちを
まとめるなんて、なんていい子なんだ〜〜〜(号泣)
そんないい子をたぶらかしてお宝を盗もうとしたケムマキは、なんて悪いやつなんだ(怒)
町田さんは、過去の舞台、平均してかわいらしい天然キャラを見事に演じていましたが
今回は、観ていてちょっとイラッとするような、ずるいキャラでした。
引きこもりの高校時代に亡くなった友人の妹と付き合ってて
友人が亡くなったのが自分のせいだと責任を感じたまではいいけれど
その後妹さんに逢うのが怖くて
「フランスに料理の修業に行ってる」とウソをつき
アンディせいやに問い詰められれば「僕はケムマキなんて名前じゃありません」
とすっとぼけ、挙句に井戸に自ら落ちて記憶喪失のふりまでしていた(^^;)
ケムマキ・・・なんていい加減で弱くてイヤなヤツだ(笑)
人と話す態度もな〜〜んかいやらしくて、あたしはキライなキャラだった(笑)
でも最後には、改心して彼女に現状を打ち明けて前向きに生きていました。
アンディの隠れ家を、大学の資金のために売却するときに
買い取ってくれたのがケムマキのお兄さん(町田さん2役)
お兄さんは脱サラしてこの隠れ家でそば屋を開業するという。
舞台ラストに登場したお兄さんは、着物姿でステッキを振り回し、
まるで間カンペイ兄さんのようでした(笑)
でも、簡単に隠れ家を買い取ってくれるなんて・・・
ケムマキの家ってお金持ち!?
隠れ家のアンディ=パナは、最近「おばかキャラ」がイタについたみたいで(^^;)
元気→お勉強キライ→字が読めない☆
っていうお約束のキャラクターを今回も見事に演じてました。
高校時代に亡くなった友人をとても大切に思っていて
その思いが強すぎて引きこもりになってしまったアンディ
おバカかもしれないけれど、やさしい人なんだな〜〜。
せいやのカザポンもおバカでいい加減。
大きいことばっかり言っててえらそうなのに
片思いの彼女には、明確に「好きです」って言えないの(笑)
最初は、「アホだな〜〜」って笑えたけれど
その彼女ってのが実は、亡くなった友人の妹で
その娘の彼氏ってのがあのケムマキ
それがわかったら、一生懸命電話で彼女に大口をたたいているせいやが不憫に思えた(笑)
大学に受かったのもアンディりあむ2人だけだったしな。
全体的に爆発的な盛り上がりには欠ける感じがしたけれど
笑えたので ま、いっか。