惚れたね  表紙へ。  読みたくなかったら戻ろう。

今日は赤坂ACTシアターにTOKIOの松岡君主演の「スサノオ〜神の剣の物語〜」を観に行ってきました。今回もぱんたさんと一緒。そして約1年ぶりにうめちゃんが産休(笑)からカムバック!おかえり〜!!!
久しぶりにうめちゃんに逢えてうれしかったわ。そして、ぱんたさんが当ててくれた席が、「6列27〜28番」というとんでもなく前の席。しかも「はじっこだろうね」と思っていたらほとんど真ん中でした(^^) いや〜〜、ラッキー。そして今日のラッキー様(懐かしい...)は、ここでは終わりませんでした。席についてしばらく「あ〜〜、舞台から近い近い」と喜んでいたぬーたちの背後がどよめいた。で、客席のお客さんたちが一斉に一箇所を見て「屋良と米花!」と云っている。「えぇっ!!! ヤラパナが来たの???」と思わず振り返ると、中ほどの席に見慣れたやらっちのかわいい姿が(@_@)!
ちなみにパナは、ぬーからは見えませんでした(T_T) でも、なんか変なカンジでしたよ。やらっち達の席は、前から三分の一くらいにある通路の分かれ目の席。たぶん前から14.5列目だろう。で、ぬーたちは前から6番目。ジャニタレ関係者よりもあたしらのほうが良い席だなんて〜!だから、かわいいやらっちを見ようとすると、椅子から立ち上がって後ろを振り返らなきゃならなかったよ。ぱんたさんに「ねえ、パナ達に席替わってあげようか?」とか、いらぬ気を使ってしまったぬーさん(^^;)
そんなざわめきの中で客電がおちて舞台が始まりました。

まぼさん演じる「スサオウ」は、完璧な悪役(^^;)で、神の時代の国取り物語りってとこでした。スサナギ率いる火の民「ヤマトのオロチ一族」が、オオヤシマという島を侵略しようとして、それをその国の水の民「タカマガハラのアメノ一族」と土の民「ヨモツヒラサカのヨミ一族」木の民「ナカツクニのアシハラ一族」が迎え撃つという物語りでした。その戦いの勝敗を分けるのは、タカマガハラに眠るという「三種の神器」をどちらが手に入れるか。とくに「三種の神器」のなかでも「スサノオの剣」を手にしたものが絶対的な力を手に入れる....。みんなの運命は?
オロチの長兄スサオウは、実の父スサナギも殺しちゃうし、弟のタケハヤ(佐藤仁美ちゃん)も殺そうとしたり、父殺しの罪をなすりつけたり、さんざん悪い事をやり尽くしてました。そんな「極悪人」のスサオウ、長身のまぼさんがOPからメタル系の衣装を着て、キツいメイクをして演じると、あら不思議。「かっ...カッコいい〜〜〜!!!!!」←完全に壊れている叫び。
こんな男前な「極悪人」になら、たとえ夜中にガラス窓をかち割って侵入されて誘拐されようとも(笑)素直に付いていっちゃうかも〜〜!!!
と、のっけから完全に「松岡スサオウ」に殺されたぬーさん。ストーリーもぬー好みの進みで、大満足でした。
そして今回のお目当ては、まぼさんだけじゃなかった。「カゼヨミ」役の斗真ぴょんこと生田斗真君。も〜〜、めっちゃくちゃ可愛かった〜〜(*^^*)
ちょっとオトボケなヨミ一族の次男。オロチに勝つために水の民の「クシナダ姫」と政略結婚でアメノ一族に婿入り(笑) さわやかな笑顔(笑)とさわやかな青い衣装で舞台をところせましとかけまわっておりました。それに髪型がステキ。(日本神話のスサノオスタイルってカンジね)最初から笑いを振り撒いてくれて、ぬーさんは笑ったよ〜〜! でもさすが「Jrの役者班」だけあって、ベテランの役者さん&先輩のまぼさんに全然負けてませんでしたよ。最後の戦いの殺陣なんて、カッコよくてりりしくて、不覚にもちょっと涙ぐんじゃいました(T_T) (でも、しゃがむところで一度バランスを崩してよろけていた。これもかわいかった!!!) しばらくはカゼヨミ熱が引きそうにありません。とーまぴょ〜〜ん!!←この時点で「とーまぴょん大好き」のうめちゃんと恋のライバル(つくづく自分がアホだと思ったです。ハイ。)

あとこの物語のキーパーソンだったのはタケハヤ役の佐藤仁美ちゃんでしょう。オロチの末弟として育てられたタケハヤは、スサナギの命令で兄たちとはいつも別行動をさせられていた。それは実はタケハヤが女であることをスサオウたちに隠すため、そして女のタケハヤを新しい国の女王にしようと父スサナギが密かに企んでいたの。でも、スサオウがそれに気づいちゃったからさあ大変。「タケハヤを女王に?冗談じゃねえ! この国の王は俺だ!」と父を切り捨ててしまう(@_@) そしてタケハヤは自分が女だと知って苦悩する。自分の兄たちのしている事は悪い事だと気づいて自ら「スサ兄」に引導をわたすべく、クシナダやカゼヨミたちと一緒に「スサノオの剣」を探しに出かける...。
仁美ちゃんは男の子の役を力いっぱい演じていました。野村祐香ちゃん演じるクシナダ姫に淡い恋心を抱いていたのに自分が女だと知って、悩むタケハヤ。そして自ら出した答えは「これからは女として男を踏んで踏んで(笑)恋に生きるのよ!」...潔いっちゃ、潔いよね。女ってすごいわ。
クシナダ姫役の野村祐香ちゃんは、あの「木曜の怪談」でタキツバと共演していたコ。もう大学生なんだってね〜。大きくなったねぇ(T_T)←最近若手の女優さんを見るといつもこんなリアクションだな〜〜。でも本当に子役のコロからテレビで見てるからつい、ね。
アマテラス役(クシナダのお母さんね)の根岸季衣さんがまたいい味だしてましたよ。すっごくいい動き。身軽ー。そして貫禄があった。他の役者さんたちもみなさん面白かったです。さすが新感線。

ラストはタケハヤがスサノオの剣を手に入れて、スサオウをやっつけました。今わの際にスサオウがタケハヤに「...いいオンナになったなぁ...」って言って倒れて、タケハヤがクシナダと共に新たな時代に向かって去っていく、だがしか〜し!死んだと思ったスサオウが実は生きていて、何かを予感させながらエンド。

2時間ぶっとおしの休憩ナシ。でも全然疲れませんでした。それどころか「まだ続きがみた〜い!」と思っちゃいました。ところどころに(いや、全体的に)笑いがちりばめられて、笑いのツボが幾つか。OPからスサオウたちが大きなバイクに乗って登場したと思ったら「ちりんチリン☆」と自転車のベルの音。後ろに補助輪がついている自転車だった(笑) それに父のスサナギが長年連れ添った奥さん(?)は白ワニのエリザベス(笑) それを知ったスサオウ達が「俺たちワニから生まれたのか?」の問いに「いや、お前たちは養殖」と普通に言い放つスサナギ(さらに爆笑)←養殖って一体...?
それに三種の神器の一つだと思われていた「クサナギの剣」がよみがえったときにぬーさんたちはおぞましいものを見てしまいました(笑) クサナギの剣って武器でもなんでもなくて、昔アマテラスに謀反を働いたスサナギの知り合いがバツとして岩屋を守る番人にさせられていただけで、その姿が大変。白いタイツにスパンコールがちりばめられた、レスリング風の衣装を身にまとい、さらにその上に3メートルくらいある大きな剣のハリボテを着て、そこから顔と手足だけ出してました。彼が歌うときはそのハリボテから飛び出して肉体で笑いをとってました(だって、肉肉しいんだもん。太ってて) まぼさんまで笑い出しそうになっちゃうし、なにもしないで端っこにいるだけなのにおかしいし、「あ〜〜、今日はこの人にもっていかれちゃったわ...」と笑いのツボをつかれたぬーさん。夢に出てきそうだな、こりゃ(笑)

そしてエンディングでは、出演者が順番にでてきてお辞儀。斗真ぴょんが出たあと最後にまぼさんが客席をぐるっと見渡して深々とお辞儀。ぱんたさん曰く「ああいう心遣いがホスト風」←うんうん!そうね!そうなのよ!
出演者が「いぇ〜〜い!」と仲良さそうにお互いをねぎらうのを見ていたら、「あ〜〜、いいお芝居だった」とそこでも感動しちゃいました。

帰りはうめちゃんは「帰りますぅ〜」と赤坂でさよなら。(ママだもんね) ぬーとぱんたさんは「ああ、低血糖(笑)」と行きつけの中華料理屋さんへ直行。お腹いっぱいゴハンを食べてから解散しました。
今日は、いいお芝居でいい男を見て、おいしいゴハンを食べて幸せいっぱいでした。う〜〜ん...しばらくまぼさんと斗真ぴょんにゾッコンかも。「あたしってどっちが好きなのかな〜〜」と想いが揺れる浮気モンのぬーさんでした。

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