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坂本さんの舞台を観に行ってきました。
日生劇場なんて10年ぶりくらいかも(笑)
皇居の周辺って劇場が多いけれど
ほぼ帝国劇場しか行ったことがなかったからね〜。
タイトルどおり「仮面のゾロ」です。
ただぬーは、ゾロの舞台も映画も何も観たことがなかったから
何も予備知識がありませんでした。

でもストーリーは、すっごくわかりやすかったので
今回のレポは、多分今までで一番短いかもしれません。

キャスト

ディエゴ(ゾロ)=坂本さん
イネス=島田歌穂
ルイサ=大塚ちひろ

ラモン=石井一孝
老ジプシー=上条恒彦
ガルシア=我善導

ストーリー

19世紀初頭のカリフォルニア。
村を治める総督の後継者として父親の愛情を一身に受けて育ったディエゴ(坂本さん)
彼は、後継者になるより自由なジプシーの生活を選んだ。
故郷に幼馴染のルイサディエゴの血のつながらない兄ラモンらを捨ててスペインへ。
そこでしばらく気ままなジプシー生活をしていた。
そんなディエゴを探してルイサがやってきた。
ルイサ
の言うことには、「あなたの父親が亡くなった。殺されたのよ。
後継者になったラモンは、まるで人が変わったように恐怖政治をしいている。
罪のない村人が極刑に処されたり、村はすっかり変わってしまった」
ルイサの言葉を聞いて久し振りに村へ戻ったディエゴ
ラモンの残虐な政治に怒りを覚え、自分の父親を死に追いやったラモン
復讐を誓ったディエゴは、ラモンの前ではゲイになりさがった気弱なディエゴ

影では、黒い仮面とマントを身にまとい「ゾロ=キツネ」として
村人を助けるようになった。
ゾロの正体を知るのは、ディエゴを追いかけてカリフォルニアにやってきた
ジプシーの仲間たちだけ。
特にイネス(島田歌穂)は、ときにゾロの逃げ道を誘導し
時にラモンを翻弄し、ディエゴを助けた。
しかし心を蝕まれたラモンによってイネスは殺されてしまった。

そして月日は流れて、殺されたと思っていた父親が
村のはずれの牢獄に幽閉されていることを知ったディエゴは、
父親を救出し、ラモンと一騎打ち。
ラモンを倒して村の平和を取り戻した。

まずは、オープニングがハデでした。
客席の後ろからジプシーが登場。
プロの外国の歌手(?)の方々が高らかに歌う中、
坂本さん島田歌穂さん
も通路から登場。
通路から舞台に上がって行きました。
ぬーの座席が通路の横だったので坂本さんが真横に!!
真横でしばらく愛想を振りまいている坂本さんが近すぎて
「さっ・・・・・触りたい〜〜〜!!!」という衝動に駆られましたが
そこは理性でぐっとガマン(あたりまえだ)
さらに坂本さんのすばらしい歌とアクションに気絶しそうになりながら
楽しく舞台を堪能しました。
ヒゲは自前だったのかな?
似合っていましたが、個人的には早く剃って欲しい(笑)
高いところが苦手なはずなのにロープで2階に上がったり
ロープで舞台の端から端まで飛び回ったり
ゾロはカッコよかったです。
ただ、ラモンの前でゲイっぽいキャラクターになるのは
何だかキモかわいかった(笑)
ヒロイン役の大塚ちひろさんは、きれいですね〜〜。
ドラマで何度かお見かけしている気がするんですが
お若いのに歌もダンスもキレイでした。
それからぬーは、このミュージカルで島田歌穂さんを観られるのも楽しみでした。
イネスは、迫力あるジプシーでした。
凄みのある声とアクション。目つきもきつくてまさにジプシーの女。
ステキ!カッコいい!!ロビンちゃん最高(笑)
きっとディエゴのことが好きだったんだろうな。口には出さなかったけれど。
そのディエゴのためにいろいろ尽くして最後には殺されてしまって、
なんだかイネスだけ気の毒でした。
適役のラモンは、ずっと悪者で、殺されても当然だと思いましたが
子供のころから大事にされていたディエゴを羨ましく思い、
父親にディエゴよりも誰よりも一番に愛されたいからと、
歪んだ愛情を持ってしまったところは少しかわいそうでした。
そんなディエゴ
が呑気にジプシーにならなかったら
事態は少し違っていたのかもしれません。

今回の舞台は、勧善懲悪・・・・・だったのかな!?
最後にラモンと決闘したけれどあっという間にかたがついちゃって
「あれっ!?この場面で終わるの!?」って感じでした。
ミュージカルっていきなりチョン!って終わるのよね(^^;)
でも坂本さんと島田さんがカッコ良かったからよしとしよう。


ほらね、レポが短いわ(笑)