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健ちゃんの舞台を観に行ってきました。
最近健ちゃんがかわいくてかわいくて仕方ないぬーは
この日をすっごく楽しみにしてました♪

事前にチケットを確認したら前から3列目らしかったから
余計に楽しみだったの。
で、当日グローブ座に入ったらビックリ。
だって・・・オケピがないんだもの・・・。
最前列だったんだもの・・・・(*^^*)
ただ、舞台ってあんまり前だと
舞台の奥行きがどうなっているのか、わからないのでちょっと不満。
そんなことを考えていたんだけれど
劇場内で流れているBGMがいつもよりちょっとうるさいかな。
そのBGMがどんどん大きくなって照明が消えて
気づけば舞台が始まっていました。

今回のストーリーは、文章にするのって難しい(笑)

とあるリゾートホテルの1室。
3人の女友達と1人の男(健ちゃん)が合コンみたいにはしゃいでいる。
そこへ2人の男友達が入ってくる。
彼らは、恋司(れんじ:健ちゃん)の父親のリゾートホテルに度々訪れるサークル仲間。
でもただのスポーツサークルやカルチャーサークルではない。
ある秘密を共有する友人達の集まり。

それぞれが目の前にいる「同性」へ真剣に恋愛感情を抱いている恋人達の集まりだった。
恋司ももちろん愛斗という彼がいる。
だけど愛斗の行動が恋司には、どうも理解できない。
部屋から時々姿を消したり、最近セックスレスだったり・・・
イライラが募る恋司。
実は、愛斗には恋司に言い出せない秘密があった。
愛斗「結婚しよう」とプロポーズした恋司。
季節は流れて同じホテルで1人の見知らぬ女性が朝食を摂っている。
その女性が心も体も完全に女性になった愛斗だという。
披露宴を挙げる予定の幸せそうな2人。
職業が作家(らしい)だという恋司。
物語は、愛斗と恋司の純粋な恋愛を書いた「ラブリー。ベイベー」
ここ1年ずっと同じ小説を書いている恋司。
「最後をどうやって締めようか悩んでいる」という恋司に
愛斗は、「そろそろ終わらせなきゃ」と意味深なセリフを言う。

実は・・・・・・

恋司と一緒にいる愛斗は、恋司の夢の中の住人(たぶん)
1年前、愛斗は不治の病に冒されていて、なかなかその事を恋司に言えなかった。
それでも逢いたくて、入院中の病院から命がけで抜け出し
2人の思い出のリゾートホテルにやってきた。
病院からの連絡で愛斗の異常事態を知った恋司は
倒れこむ愛斗に怒りをぶつける。
愛斗は「恋司に結婚しようって言われてすっげえ嬉しかった。」
と言い残して帰らぬ人に。
そこから女性の愛斗が現れる。
たぶん愛斗に消えて欲しくない恋司の強い思いと
残された恋司を思う愛斗の気持ちが重なって
「恋司の書く小説の中で女性になって恋司のそばにいる愛斗」という
ありえない日常が始まったんだと思う。
でもその期限は1年。
その期限が近づいて愛斗は、
何とか恋司に1人で立ち上がって欲しいから「小説は終わりにしなきゃ」と
度々忠告する。

わかっていても、2人の小説を終わらせたくない恋司だけど、
とうとうサヨナラの日がやって来た。
女性の愛斗と男性の愛斗が現れて「さよなら」

2人が消えると恋司は、愛斗が好きだったタバコを吸ってみた。

なんというか・・・難しい。
「たぶん」っていう感想が多いかな。
個人的には、ありえない日常が繰り広げられたから。
恋司がサークルの女の子に「ねえ、マナちゃんとはどう?」って聞かれて
「ああ・・・マナと?う〜〜ん・・・・微妙」とか何とか会話するんだけれど
この「マナちゃん」っていうのが「愛斗=まなと」っていう年上の男性の事だった(笑)
「マナと?」ではなくて「愛斗?」って言ってた訳ですよ。
この舞台では3組の恋人同士が登場するんだけれど
恋司の他に女性同士のカップル=一人がすっごくやきもち焼きで嫉妬深い。
相手の女性は、彼女のことを大事に思っているんだけれど
あんまり束縛されるから、少々ウンザリしている。
だって、他の女の子と海岸でしゃべっただけなのに「あたし以外の女の子としゃべっちゃダメ!」
なんて言われたら・・・めんどくさいよね(笑)
そんなやきもち焼きの彼女に密かに思いを寄せる、2人の理解ある友人。←もちろん女性。
恋司だけは、この女性の気持ちを知っていて
「あたしは・・・本当に心から愛しているのに」って泣く友人を見守る。
でも結局告白寸前で、2人が結婚することになって自分の思いは封印・・・
何だかかわいそうだった。
ただ、女同士って結婚できるのか!?双方の両親とかの説得は!?
何か色々複雑だな。
それから男性同士のカップルが1組。
ガテン系の彼氏が浮気っぽい。
リゾートホテルに行きずりの若い男の子を連れ込んで遊んだりしてるのを
いつも感じている相手。
そんな時、その相手に新たなサラリーマン風の彼が出来て
ガテン系の彼の前で「彼と別れてください。僕は、彼を真剣に思っています」
と、別れ話を切り出す。
突然のことにどうしていいかわからないガテン系。
でも彼は、「お前の事が信用できない」と別れたい様子。
その別れ話がこじれ、逆ギレしたガテン系が
「オレは、お前と別れるくらいなら、他の男とセックスできなくてもいい!」と
自分の局部を傷つけた。
そして「・・・これでわかってくれた!?」
血に染まったズボン・・・・・・グロい・・・・(^^;)
この2人のシーンは、ここで終わったけれど
あんなことされたら別れ話を切り出したほうがなんか悪者みたいだよね。
でもきっとヨリは、戻らないと思うけれど(笑)

タイトルどおり、恋人達のストーリーだし、主役は健ちゃんだから
当然ラブシーンも多いわけですが
さすがに男同士、女同士のキスシーンを何度も見せられるとねえ(笑)
健ちゃんが男の人と、音を立ててキスしてるのは、
正直「やめて〜〜〜〜!」って感じでした(笑)
そして健ちゃんが攻め(笑)になって、服を脱いでいく
ベッドシーンも生生しくて(^^;)
でも、全開寸前でその部屋に入室者があり、あわてる2人は面白かった。
ホテルのオーナーの息子なのに逃げるように隠れる健ちゃん。
最初、2階に移動しようとして愛斗に
「上は、間に合わない!!間に合わないからっ!」と言われて
キッチンに身を潜めた。
その慌て方が必死でかわいかった。
脱いだ上半身もステキだったし(笑)
男同士、女同士といっても、いたって真剣なお付き合いで
性別さえ気にしなければ、純愛っていうんですかね〜。
愛斗の最期は、残された恋司もかわいそうだし
死んでしまう愛斗もかわいそうだし・・・
劇中で健ちゃんがたくさん泣いたんだけどマジ泣きみたいだった。
お別れを言う愛斗に「いやだ」と泣いてダダをこねる(?)
健ちゃんがまあ〜〜、かわいいことかわいいこと!!
あんなに愛されたら相手もうれしいんだろうな。
それから、愛斗の死後、小島聖さんが女の愛斗として登場しましたが
不思議な感じだったな〜〜〜。
後半は、恋司の書く小説の中の話が中心なんだろうけれど
理解するのに難しいシーンが多くて。
例えば去年女になった愛斗が妊娠してお腹が大きくなっていると
「えっ!?元男性が妊娠できるの!?」とか(^^;)
他の人達には、愛斗は、一体どう見えているのか?とか。
ホテルで死んでしまったはずの愛斗が1年後に
恋司と幸せに暮らしているのが不自然に見えてしまった。
それでも最後のお別れは、リアルなんじゃないかと思うくらいのホン泣きで
健ちゃんが泣きすぎて壊れるんじゃないかと心配心になってしまいました。
もらい泣き、までは行かなかったけれど(同性愛って違和感がどうしても・・・)
お互いの相手を思う純粋な愛情が切なかった。

あ〜〜〜、あたしも健ちゃんにあんなふうに泣きつかれてみたいわ(笑)