光一さんSHOCK  ICON26B.GIF - 2,668BYTES



恒例のSHOCKを観て来ました。
毎年SHOCKが観れるのは、相方のぱんたさんのくじ運のおかげです。

今年のSHOCKは、期待と興味が深い舞台です。
主役は王子ですし、ミュージカルですから物語やセリフの大筋に変更はありません。
毎年同じシーン、同じセリフが通り過ぎていきます。
それはわかっているのですが、
今年は何となく特別。

なぜかというと、王子のライバル役に3年ぶりにやらっちが帰ってきました。
それはとってもうれしいっ!!
あのジャパネスクでの殺陣は、怖くてカッコいいのよね。
歌もダンスも上手なやらっちが生で観られるってステキ。

だけど・・・ここにパナがいないのね・・・・。
今回は、舞台のスケジュールの関係で町田さんも出ないし・・・。
やらっちも所属していたM.Aが消滅してしまったのよ。去年。
パナがご退職してしまって・・・。
もうM.Aがないのね・・・。
まあ、ここ最近は、やらっち町田さんも舞台が続いていて
なのにパナ
は、あんまり舞台にも出なくて、
「なんでこんなに露出する仕事に差が・・・・?」とは思ったけど。
もしかしたら振り付けとかやっていたらいいな〜、て思っていたけれど。
30歳手前で決意の引退・・・。
パナ〜〜!一般の人になってもがんばれ〜〜〜!!

そんなこんなでやらっちに期待。
パナがいなくて町田さんが出ない舞台に心配というか不安。
そういった複雑な心境で観に行きまして。
そしたら、いままでのパナ町田さん
の役に
ふぉーゆー福ちゃん辰巳君が持ち上がり
4人組のふぉーゆーのポジションに
やらっちの愛弟子(笑)の元気な山本君
なんとJrから大抜擢(だと思うが)18歳の岸優太君
が入っています。
という事は、コウイチさん派に福ちゃんと辰巳君
ヤラっち派に松崎君とこっしーと山本君と岸君か!?
ふぉーゆーと山本君は、何度も舞台やコンサートで活躍を観ているので
安心してみていられますし、たぶん共演もしているでしょうから
誰がどのチームでもきっとチームワークもいいんじゃないかな。

でも今回岸君
は、ぬー、多分お初よ。
18歳?たった一人でこのカンパニーに入ったのね。
最初、踊っているのが誰だかわからなかった。
で、休憩時間にパンフレットを購入(今年は買うのやめようと思ったのに)
そして岸君というひときわ若いJrの男の子だと判明。

毎年観に行ってるから、ストーリーも知っているので
そうなってくると、去年と違う曲とかダンスとかセットにいろいろ目がいってしまう。
そして初めてカンパニーに入った山本君のダンスや
岸君の力いっぱいの演技とダンスに釘付け
(主役の王子を観なさいってば)

それからヒロインがさやかちゃんからサントス・アンナさんにチェンジ。
サントス・アンナ・・・ごめんなさい。まったく存じませんでした。
遠目で優香に見えて仕方なかった。
でもおきれいですね〜。

さらに今年はかっちゃんも出ないのでオーナー役が前田の美波里さんに変更。
ヒロインの母親役で登場しましたが
ぬーは個人的にかっちゃんより好きだな、と思いました。
母性愛たっぷりで貫禄がある女性のオーナー。

それでは、出演者の変更の次に
舞台の去年との変更点をレポ。

去年までより全体的に奥行きが出たきがする。
それから歌が増えたかな。
M.Aが演じていたキャラクターが無くなって
カンパニーの平均年齢がちょっと下がって(笑)
舞台のセリフの掛け合いが陽気な印象になったかも。
それからリカ(アンナさん)のことをやらっちが大好きなのがハッキリ主張されていた。
最初の公演が終わって、山本君たちに背中を押されて
打ち上げでプレゼントを渡そうとがんばったり、なんかフレッシュだわ、みんな(笑)

そして美波里
さんがオーナーってことで名前をネタにした会話が盛り込まれる。
物の名前になんでも「びばり」をつけて遊ぶふぉーゆーたち。
たとえばリンゴを取り出して「びばリンゴ(笑)」とか「びばリーヒルズ」とか(^^;)
何度かそんなくだらないダジャレが飛び交うと
予想通りにふぉーゆーたちの背後に美波里(笑)
なんとなく若い男の子のエネルギーを吸い取るような雰囲気の美波里(笑)
それでも歌やダンスがキレキレでとても年齢を感じさせなかった。

それから今までよりも歌の途中でその場の状況をセリフで伝えてくれているというか、
ミュージカルって意外と日常とかけ離れている分
急にわけのわからないシーンが始まったりするんだけど(失礼)
今回からは、ダンスや歌でしか表現されなかったところが会話になっていたから
初めて観る人にも若干、内容がわかりやすくなっていたんじゃないかと思う。

1幕のジャパネスクの合戦は、毎年観るけれど
観ているこっちが息切れしちゃいます。
今年は、舞台のセットが奥から迫ってくるように感じた。
奥行きがさらに深くなっていたような気がした。
合戦中の演者の皆さんの叫びもよりリアルだったな〜。
息切れまで聞こえるような。
真剣で切りあうシーンも相手がヤラっちだと勢いが違う。
猟奇的な表情のヤラっちが真剣を手にして振るえるところ、
リアルすぎだわ(笑)

コウイチが斬られて病院にいる時
ヤラが病室を見上げて苦悩しているシーン、切なかったわ。
ヤラっち
もすごい役者さんになったなあ。
歌声がいいのよね〜、素直な歌い方だから聴き易いの。
ああ・・・これで町田さんとパナがいたらなあ・・・(T_T)
ああ、いけないいけない、レポから外れるわ(笑)
2幕で劇中劇のシェイクスピア(リチャード3世?)で
ヤラっちとコウイチさんが同時に同じセリフをしゃべるという場面も。
まるで光と影のような2人の演技、すごいわ〜。

今までは、復活したコウイチさんがカンパニーに戻ってくると
取材の記者とのやり取りがあったけど、それが無くなっていた。
まあ、あの場面は別に・・・・・無くても・・・いっか(笑)
石川さんとの太鼓のシーンも毎回進化するなあ。
お互いの腕がぶつかったり絡まったりしないのがすごいですよね。

コウイチさんのフライングは相変わらずステキです。
普通のフライング、赤い布でのフライング、
2階席まで上昇するハシゴを使ったフライング。
毎年当たり前に観てるけど、すごい事なんでしょうね〜。

キャストやストーリーの変更があったので
少し心配があったのですが
これはこれでいいのかな、うん。
本当は、コウイチさんには死んで欲しくはないんだけど(笑)
来年も楽しみだな。