大雪で ＳＨＯＣＫ 
毎年恒例のＳＨＯＣＫを観に恒例の帝国劇場へ行ってきました。
相方のぱんたさん、いつもありがとうございます。
今回の座席は、舞台に向かって左側のブロックの真ん中あたり。
あんまり左側って当たったことないかも。だから新鮮。
ところで、今回参加した日は、朝から２０年ぶりの大雪（^^;）
東京に行くのも危ぶまれたけれど、それでもジャニオタのぬーさんは強行参加（笑）
でも歩きにくくて寒かったな〜。
ＳＨＯＣＫは、大筋は毎年変化なし。
ミュージカルだからセリフも
でも共演者とかで、微妙にストーリーの演出とかセリフが変わる。
そんなちょっとした変更点をレポ（だって毎年ストーリーを書くのめんどうなんだもの）
まずは、共演者。
昨年は、オフブロードウェイのオーナーに前田美波里さんだったのが
今年は、森久美子さんになっていた。
今までとは、一風変わった雰囲気のカンパニーになってた。
歌声がパワフルで、ちょっと動きもコミカル。
思ったよりも小柄でで、バストが巨大（笑）
胸の大きく開いた衣装のせいか、はみ出しそうな勢いでした。
そして、今日の大雪のネタが上演中にそこかしこにちりばめられていた（笑）
まずは、森さん。
「ＳＨＯＷ
ＭＵＳＴ ＧＯＮＥ・・・
どんなときもＳＨＯＷは続けなければならない。たとえ大雪の日も」←客席から笑い（笑）
さらにヒロインのリカをデートに誘ったやらっちがデートを断られ
「え〜〜〜！せっかくスタッドレスに履き替えたのに！！」←タイムリーだわっ
ＳＨＯＷは、生き物ですね（笑）
１幕の打ち上げのシーン、
たぶん森クミさんのために（笑）
センターでコウイチさんと森クミさんがイスに座り、
周りをカンパニーが取り囲み、歌を歌うスタイルになっていました。
（あれ！？去年もそうだったっけ？）
ＳＨＯＷの演目も一番年下の岸君がソロで歌ってタップダンスを踏んだり、
殺陣のシーンでも、一昔前の合戦は、みんなが口々に「やれ〜！」とか「ころせ〜！」とか
叫びまくっていたから、ごちゃごちゃしててよくわからないところがあったけど
昨年からは、コウイチさんとやらっちが交互に、「生きて帰れー！」とか「行けー！」とか、
比較的、一人でセリフを叫んでいる時は、殺陣も止まっていたかな。
そのおかげでセリフがはっきり聞きとれて、合戦の進行具合がわかりやすかった。
２幕のタイコのシーンは、最初にセンターに用意されたタイコを
コウイチさんとやらっちが叩き、
その後にカンパニーがタイコの前でダンス。
その後みんなでタイコや打楽器を叩くという構成になってました。
個人的には、タイコのシーンって絶対に必要なのかどうかはわからないんですけれど
毎年毎年難しいタイコをよくマスターするよね。
いつも驚くのは、あんなに歌って踊ったあと
タイコを叩きながら交互に入れ替わったりするコウイチさんとやらっちの強靭さ。
タイコのバチも叩く度に手がしびれるんじゃないか！？
入れ替わりもワンテンポずれたら体がぶつかってＳＨＯＷが止まっちゃうよね。
毎年当たり前のように観劇してるけれど
よく考えたら毎年すごいモンを観てるんだね。
最期にコウイチさんが倒れ、皆が歌うシーンも
森さんが入ってゴスペルっぽくて感動したわ。
それに、最後の歌には、劇中の曲が２〜３曲混ざってて
聴いてると「あ。この曲は・・・」と思い出しながら
心の中で一緒に歌っちゃったり出来て、楽しめた。
前回のＳＨＯＣＫから、少しセリフのアドリブも増えたような気がする。
やっぱりオーナーがかっちゃんじゃなく、女性になったからかしら（笑）
屋上のシーンでは、まずリカに指輪をあげようと緊張するやらっちが軽くフラれ（笑）
その指輪がオーナーに渡りそうになり
その場を取り繕う福ちゃんと辰巳君が
「オーナーに指輪を買ってきます！」
すると森クミさんが「サイズ、間違えないでよ！」
２人が「わかってます！ じゅう・・・じゅうはち・・・１８メートル！」
森クミさん「１８号！１８号！」←１８号・・・！？鉄人・・・！？
そして屋上でコウイチが福ちゃんに
「いいな〜〜〜、福ちゃん、その天然パーマ！」
福ちゃんがお返しに「いいな〜〜、コウちゃんのその天然・・・・・・！」←逃走（笑）
するとコウイチさんが「何だよ〜、言えよ〜〜。途中だと気になるじゃないか〜〜〜」←笑
多分、福ちゃんはこう言いたかったんだよ「天然ハゲ！」と（^^;）
２幕でコウイチが生き返って（正確には残留思念だけが姿になって蘇って）
リカが後ろから抱きついたときは、
コウイチさんが「へっへっへ・・・（笑） え〜〜・・・若いコはね、見ないほうが・・・・
（若いコ）いないか（笑）」
まるでキンキコンのように客席を年寄り扱いしたコウイチさん（^^;）
ソデからその様子を見守っていた福ちゃんが
「コウイチ・・・・一回あやまろう」←ゆっくりやさしく諭す福ちゃん（笑）
するとコウイチさんすばやく小声で「すいません」と一言（全然反省してないだろ）
今日のコウイチさんのテンションはちょっとヘンで（笑）
「がび〜〜ん」という使い古されたギャグを連発。
その度に ふぉ〜ゆ〜に「ここに古い人がいま〜〜す！」と申告されていた。
ふぉ〜ゆ〜のキャラも２年目となるとだいぶ確立されてきてて
中でも松崎君は、かの町田さんキャラっぽい（笑）
何度も「コウちゃ〜〜〜ん！！」と迫り、その度に足蹴にされてた（^^;）
ひどい時は無視（笑）
「あれ！マツいたの！？」とからかわれるたびに
「い〜〜たっ！！ず〜〜っとココにいたっ！！」と正座して半泣き（笑）
後半は、コウイチの死という大きなＳＨＯＣＫで暗くなりがちなシーンで
ひときわ異彩を放ってテンションが高いキャラでした（笑）
それにしても同じに「コウちゃ〜〜〜ん！！」と泣きつく岸君には
「お〜〜、ユウタ。ユウタは本当に天使みたいだな」とかわいがっているのにね（笑）
えらい違いですわ。
ヒロインは、入来茉里さん。
一度どこかの舞台で見てる気がしたんだけど、気のせいだったみたいね。
ミュージカルの女優さんは、皆さんおキレイで歌もダンスも上手。
今年のリカは、今までのリカのなかで一番若くてかわいく見えた。
何となく松本まりかちゃんっぽかった。
もちろん今までの佐藤めぐみちゃんもサヤカちゃんも皆さん全員かわいかったけれど
個人的には、入来さん好きだわ。
感動的なフィナーレで、コウイチさんが恒例のご挨拶。
いつもここは、真面目なコウイチさん。
でも今日は、大雪のせいでちょっと大変な事になってしまいました。
最初は、舞台の変更点や、共演者について話し、最後に
「え〜〜・・・外は雪がひどいことになっているようです。
どうか皆さん帰りは気をつけて。また、みなさんカゼなどひきますように」←ええっ！？
客席がざわつき（笑）共演者が「ひかない ひかない」と教えると
「かぜなどひきませんように」とクールに言い直したコウイチさん（笑）
ふぉ〜ゆ〜に指摘されるまで、自分が言い間違えた事に気づかなかったらしい（笑）
帝国劇場を出ると、本当に大雪になっていた。
あの有楽町の道路がシャーベット状態。
歩くのも大変な風雪。
でもそんなＳＨＯＣＫよりも王子の「カゼをひきますように」という
お言葉のほうがある意味ショックでしたわ（笑）