ああ、SHOCK           カメムシなみだな(笑) 


今回のSHOCKは、ぱんたさんのおかげで2回観る事ができました。一回目は前から14列目の右端。2回目は前から5列目の真ん中。真ん中で、しかもこんなに前でSHOCKを見るのは初めて。久しぶりに光一王子が間近で見られるのね(*^^*) あ〜〜幸せ(*^3^*)
ストーリーは、人物の家族構成とラストが少し変ってるくらいでほとんど変更はありませんでした。でも今回のSHOCKは今までのなかで光一王子のダンスが一番多かった気がします。踊る王子は手足の先まで神経を尖らせて真剣そのもの。全身でダンスして観客を魅了します。パワーを振り絞っているのでしょう、激しいダンスの時、光一王子は下あごがわずかに前に出ます(笑)凡人がそんな表情したら「うけグチ」なのに、光一王子は全然ぶーちゃんにならないのー!それどころか余計にセクシーに見えちゃいました〜〜〜(*^^*)
と、そろそろレポートしましょうか(笑)

場所は東京。コウイチ(役名ね)率いるカンパニーは、公演の千秋楽を迎えていたが、最後の最後にコウイチに事故が起こる。フライングしているロープが切れて舞台セットに激しくぶつかるコウイチ。動揺するカンパニーのメンバーに向かってコウイチが叫ぶ「ショーを続けよう。何もなかったと観客に思わせるんだ。SHOW MUST GO ON!」ショーはなんとか成功する。
このカンパニーはかつてコウイチの兄ヒカル(光一王子2役)が作り上げたものだった。ヒカルは自信を持って書き上げたショーをN.Yで上演した。だが現地の新聞の酷評にショックを受けて、妻のミー(元ピンクレディーの未唯さん)と息子のカズ(Jrの東新君)を残して自殺してしまった。兄の亡き後、カンパニーのリーダージュン(井上順さん)がミーと再婚してこれまでのカンパニーを支えてくれた。ジュンには連れ子のシュンスケ(Jrのかざポン)がいたがミーはシュンスケを自分の子供のように愛した。
そして現在のカンパニーは、ミーの実弟でコウイチと義弟にあたるトウマ(Jrの斗真ぴょん)が「コウイチのトップスターの座はもうすぐ俺のものさ」と息巻いていた。そして新しい全国ツアーが始まった。コウイチと劇団員のアキヤマ(Jrのアッキー)、シュンスケは「たらたらクラッシックカーで移動するよりバイクでかっ飛ばしてストレスを解消しようぜ!」とバイクで目的地まで移動しようとする。だがトウマだけが「オレは嫌だ。なんか...悪い予感がする」としり込みする。嫌がるトウマを後ろに乗せて、コウイチたちはバイクを飛ばす。その途中 雨の中渡ろうとしたつり橋が落下!コウイチとトウマを乗せたバイクだけが谷底へ転落し、トウマが足に大怪我を負う。医者は「踊る...?何をバカな事を!」と、トウマの足は完全復活しないだろうと言う。団員がコウイチを攻める「お前のミスだ!お前のせいでトウマが怪我をした。おかげで公演はめちゃくちゃだ!バイクも満足に運転できないで大きな口を叩くんじゃねえ!」
やがて公演の開演時間が迫る。誰一人コウイチに見方するものはいなかった。それでもコウイチは「ショーの幕は開けないと。ショーを続けることがトウマへのせめてもの償いだ。一人でだって俺はショーの幕をあける!」とたった一人でショーを始める。最初は一人。でも気が付けがカンパニーのメンバー全員が揃い、踊っていた。大成功でショーは終わった。それを見たエージェントがコウイチ達をN.Yのインペリアルガーデンシアターでの上演へ誘致する。ミーは「弟のトウマ一人を残してN.Yへは行けない...。それもインペリアルガーデンシアターは、夫(ヒカル)が失意のうちに命を落とした場所。そんなところにコウイチを行かせたくない」と、リーダーのジュンと東京に残る。コウイチはカンパニーを率いて夢のN.Yへ旅立つ。メンバーたちもトウマのことが心配ではあるが新たなカンパニーの門出に心を躍らせていた。だがコウイチは毎晩トウマの悪夢にうなされていた。コウイチ自身、トウマを傷つけたことを謝れないまま旅立ってきたことを心に病んでいたのだ。

N.Yでの公演。コウイチのことが心配で駆けつけたミーに助けられてN.Yでのショーも大成功する。たくさんの記者のインタビューを受ける中、またしても事件が起こる。ヒカルの作ったメインテーマの著作権は別の会社にあり、それを無断で使ったカンパニーに著作権の侵害があると。それを聞いたコウイチは、ヒカルの直筆の著作権の認定証を突きつけ、一件落着する。そんな中、東京で傷ついた心と体をもてあましていたトウマが病院を抜け出したと連絡が入る。メンバーたちは「トウマを探さなければ。東京へ帰ろう!」とコウイチを促した。だがコウイチは「トウマが病院を抜け出した...。トウマの足は治ってるんだ」とトウマがN.Yへ向かったと確信する。しばらくして「夢の中でコウイチに助けられた。足はとっくに治ってたんだけど、歩いたり踊ったりするのが恐かったんだ」とトウマがカンパニーへ戻ってきた。全員集合。するとコウイチは今までに自分やカンパニーに降りかかった事件の真相を解明する。

実は、数々の事件、ヒカルの自殺の裏には全てリーダーのジュンが関わっていた。ジュンは笑う「コウイチの兄貴と俺は2人でカンパニーを支えた。だが気づけはヒカルはスポットライトを浴び、俺は日陰の身。カンパニーのメンバー全員がヒカルの周りに集まり、俺はひとりぼっちになった。俺はヒカルを憎んだ。ヒカルのもの全てを奪ってやろうと思ったんだ。カンパニーを俺のものに、ミーを俺のものに。最後に俺の果せなかった夢を、実の息子シュンスケがかなえるハズだったのに!」全てを告白したジュンはシュンスケを連れ、命を絶とうとする。が、衝撃の事実を知ったシュンスケは「いやだ!母さんは、ボクを本当の息子のように愛してくれた!お金や名声なんかより、そっちのほうがいいよ!」とジュンを拒む。怒るジュンはコウイチに銃を向け「みんなお前のせいだ!お前がいなければ計画どうりだったのに!死ね!」とコウイチを撃つ。がコウイチは、兄ヒカルに助けられた。ジュンの銃口は今度はヒカルの息子カズに向けられた。それをかばって銃弾に倒れるミー。ジュンは「これで全て終わりだ」と自ら命を絶つ。

ミーの亡き後トウマ、カズ、シュンスケはN.Yに残って3人でヒカルの夢をつないでいく事にした。カンパニーのショーは大成功のうちに千秋楽を向かえ、コウイチは夢のブロードウェイを後にした...。

と、ここまでがストーリーでした。
SHOCKは、「ショー劇」と言うだけあって、劇中で光一王子が演じるコウイチ達がショーをやるシーンが目白押し。めまぐるしく演目と場面が変るので
初めて見る人には進行が速過ぎて、内容がしっかりつかめないと思います。ぬーだって数回見て、パンフレットを読んでから「あ〜〜、アレはコレか(笑)」って
判明するシーンもあるから(^^;)
しかも光一王子のダンスとアクロバットはもちろんものすごいんだけど、バックのプロのダンサーさんたちもすごい。女の人のアクロバットはまるで「キダムか!?それともサルティンバンコか!?」っていうくらい体が柔らかいし、連続バク転だってお手のもの。近くで見るとなおさらすごかった。
さらにJrのコ達も負けていないからねー、カツンはセリフも多かったし、大活躍だったけれど、それよりもABCが感動だったわ〜〜。あんなにバク転して気分悪くならないのかな〜?若いとはいえ、みんなまだ中学生&高校生でしょー!?信じられないくらい大技の連続なんだもの〜(T_T)
一応パンフレットを参考に演目&曲目を書きますわ。ただし結構いい加減なので参考になりませんm(_ _;)m

〜1幕〜

プロローグ   <オーヴァーチュア>
オープニング  <Put On A Happy Face>
バックステージ <Smile>
ツアー     <Begin The Tour〜Tour>
温泉旅館    
つり橋     <Heart Break Club>
病院
ジャパネスクショー
  千年マスク <千年経>
  千年ダンス <月夜ノ物語>
  竜神    <竜神>
  弁慶    <弁慶>
バックステージ <カルミナ.ブラーナ>
甲板
白鯨
ニューヨーク  <N.Y,N.Y>

〜2幕〜

インペリアルガーデンシアター(13年前) <Swing Jazz Medley>
グリーンルーム  <レクイエム>
バックステージ  <On The Town〜Lucky Star>
ワールドアドベンチャー
  ブロードウェイ 
  ジャングル
  アイリッシュ
  スパニッシュ
  ウエストサイド
バックステージ(記者会見) <Let'S Go To Tokyo>
深夜のグリーンルーム
崖の上       <ごめんよ哀愁〜Motown Medley>
オンステージ    <N.Y,N.Y>
バックステージ
N.Y,N.Y
光の世界       <One〜輝きの日々>
フィナーレ      <Let'S Go To Tokyo>

〜アンコール〜
solitude〜真実のサヨナラ〜
情熱

前回(といっても夏は観なかったから、1年前の冬ね)まであったシェークスピアとか時代劇などの劇中劇がなくてほぼ全編ダンスでした。ジャパネスクはすごかったわ〜〜!ていうか、千年メドレーとか竜神とか弁慶とか...。なんだかKTKを思い出す構成だった(笑)千年マスク&ダンスは寸分狂いの無い完璧なダンス。ますます「ヒガシ化」してます(笑) 可愛かったのは竜神。ABCの塚田君とya−ya−yahの藪君&山下翔央君が竜と闘います。途中竜に塚田君が捕まり、光一王子と一緒にyaX3の2人が一生懸命竜と闘います。王子はもちろん凛としてカッコいいです。殺陣もバツグンです。なのにぬーさんは、あるモノを見て爆笑してしまいました(^^;)
竜に捕まった塚田君を助けようと刀をブンブン振り回す藪君。ほとんど「メッタ切り」状態です。あれじゃあ塚田君もいっしょに刻んでるってば☆いや〜〜、本人が真剣にやってるだけに面白かったわ。でも藪君の透明な歌声には何度も心が洗われました。いろんな意味でありがとう、藪君(笑)
ちなみに弁慶では、カトゥーンの赤西君が牛若丸を演じて、弁慶を光一王子が。赤西君の牛若丸はお雛様みたいにかわいかった(*^^*) ぱんたさんはそれを見ながら「もうひとりの元祖弁慶=小原さん」を思い浮かべて涙にむせんだらしい(笑)

また、温泉旅館では光一王子が脱衣所のカトゥーンに向かって「かドゥーン!(村上ショージね)の田口君、なあにぃ〜〜?そのパンツチュウチュウタコかいな!?」と田口君をいじる。
そんなコウイチさんは、一人だけ真っ白のバスローブを着込んでた。背中には赤で「SHOCK」のロゴ入りの(笑)
また、カトゥーンはカンパニーのメンバーとしても、光一王子を盛りたてる影の力持ちとしても大活躍。それでもお客さんを楽しませることも忘れてません。ていうよりも自分たちが楽しんでたっぽい(笑)
メンバー紹介の時は、舞台上がストップモーションかかったように全員の動きが止まってたんだけれどカツンは1回目も2回目も
「...あんたら、そんなカッコで止まらなくても...」っていう無理矢理な体制で止まってました。例えば片足上げてバランスとったままでグラグラ震えてたり
上田君がしゃがんで、亀ちゃんと指を近づけて「E.T」をやってたりね(笑)
2回目の夜の部を見たときは、メンバーどうしで目や指でコミュニケーションをとって笑ってたりして和やかムードでした。
そんなカツンは1人1人の個性が濃い(笑)特に1幕の途中で、歌ってメインにいるのは光一王子なのに、端っこで固まって歌にノッてる時が面白かった。
赤亀、聖、中丸君は、普通だったけれど、そこから一歩はなれたところにいた田口君。まるで自分がソロをとっているかのようにノリノリ(笑)
でもその上をいっていたのがカツンリーダーの上田君。木箱の上に乗り、まるで「竜也オンステージ」でした(笑)←言っとくけど、あくまで端っこでの事よ。

また、N.Yで初めてのショーが成功して現地の記者のインタビューを受けていたときも、スポットライトの当たらない暗い舞台の後ろのほうで
カツンの田口君がボーっとあさっての方向を見つめて なぜか静かに微笑んでいて(?)それを一生懸命「おい!おいってば!」と覚醒させようと
努力しているアッキーの地味な小芝居も面白かった。舞台は全てがノンストップの「ナマモノ」だから神経集中してしっかり見ないと
おいしい場面を見逃してしまいます(笑)
さらに、今回の舞台のアドリブの中で、最高傑作を見ることが出来ました。それは、舞台が終わった夜 一人楽屋で物思いにふけるコウイチ
そこへアッキーが「日本へ先に帰る」と伝えに来る 物語の一つの山場。真剣な面持ちで現れたアッキーは、最初どうやって話を切りだすか迷う。
そんなアッキーに気づかないコウイチさん。衣装が掛けてあるハンガーの中から金色のド派手なジャケットを黙って取り出し、それを羽織ると突然
「♪ギンギラギンにさりげなく〜さりげなく〜」と、後ろ向きに脇をしめてワキワキ歌い踊りながら舞台袖までハケて行った(場内大爆笑)
しかもしばらく戻ってこなくて、アッキーが困ったところに「あ〜〜、踊った踊った」と満足げに悠々と歩いて戻ってきたコウイチさん(笑)
やっとアッキーに気がついて大げさに驚いたもんだから、アッキーはすっかり混乱したらしくて、そのあとのセリフを2回も同じところで噛んだ(笑)
「(コウイチの)兄貴の夢も」って言わなきゃいけないところを「アニキも...........。え〜〜...(困)」とセリフに詰まってしまいました。
TAKE2も同じ間違いをして芝居を止めてしまい、次のセリフのスタンバイしてるコウイチさんが椅子からコケ落ちてしまいました(笑)
ぬーは、役者さんがお芝居でセリフを噛んだりアドリブで混乱したりするハプニングも大好きです。あ、でも悲しい物語はイヤだけど(^^;)

それから今回初めてジュンの「連れ子」という役が設定されて、悪役の息子という難しい役をカザポンが見事にこなしてました。カザポンの目の演技はコワイよ。
本当に感情がこもってる。さすがジャニーズの「イノハラ一族」だよ。
↑(説明:イノハラ一族とは、イノッチのように目やお顔がさっぱりしている系で演技派のジャニタレさんの総称。まだ人数は希少)
泣き叫ぶシュンスケは、本当に悲しくて苦しそうでした。最後の最後に自分の父親が極悪非道の自己中心的な人物だったって知ったら、そりゃあ泣くわな。

トウマ役の斗真ぴょんは、本当にここ2年くらいで男前になりました。ちょっと昔は関ジャニ達に「とーま、とーま、おでこにノリがついてるゾ」って
言われると「これはマユゲです!」ってお約束でからかわれてたのに(笑) 去年の舞台「スサノオ」くらいからメキメキ成長したみたい。
小さくてかわいい斗真ちゃんからカッコいいお兄さんJrになっちゃったね!
でもオープニングで水色の衣装でフライングする斗真ぴょんをみるとどーしても「カゼヨミ、カゼヨミ!」って思っちゃいました(笑)

ヒカルとミーの子供役は東新君。小柄だから本当に子供みたいでした。タップダンスも上手で、歌も上手だったかも!
(でも、東新君、INGはもう解散したの?最近エディ兄弟とか見ないよね。あと藁谷さんも!)

全体的に1月に観た一回目よりもコノ間観た2回目のほうが役者さんのノリが良かったみたい。
テンションが高くてとても楽しかったです。
ただ今回は舞台の演出の都合でショータイムが無かったの〜〜!!!
ショータイムを期待してたので、残念でした。なんでも、最初は本当にトークのみだったらしい。でもアンケートとかで
歌がないとさみしい。とか意見があったんじゃいのかな?ぬー達が行ったときは、2曲だけ歌ってくれました。
もう少し歌が聴きたかったわ。

それから偶然ぬーとぱんたさんの隣がエネルギーのお二人でした!なんだか緊張してしまいました(@_@;;)
だって芸人さんの隣に座ったのなんて初めてだし(笑) エネルギーさんはKinkiと番組で共演したりして仲がいいのだ。
アンコールのとき、気がつけばJrがエネルギーさんに向かって笑いながら手を振ってました。そっかー、ガキバラでも一緒に
仕事したのよね。斗真ぴょんなんかニコニコしながら手を振ってました。
光一王子も手こそ振らなかったけれど、エネルギーさんにやさしい笑顔を向けて、舞台を去っていきました。
あんなにニコニコの斗真ぴょんや、やさしい笑顔の光一王子を間近で見られて感激!エネルギーさんに感謝です!!!
あと、あんなサイコーな席をゲットした ぱんたさんもありがとー!