東亜悲恋  表紙へ。  読みたくなかったら戻ろう。

イノッチの「東亜悲恋」を青山劇場に観に行ってきました。チケットが来たとき「1階A列」だったので「うわ〜!!!最前列よ、ぱんたさん!」と大喜びで会場に行ったら...ガ〜ン(@_@)! ぬわんとオケピがつぶれてな〜い!
A列の前に「魅惑のx席」が4列も出現してたー!(ちょっとがっかり)

ま、それは置いといて(立ち直りがチョッパヤ)ストーリーが重かったです。
在日韓国人と日本人のかなわなかった友情と、青春の恋と、いまなお残る「人種差別」がストーリーの軸でした。(ほら、これだけで重いでしょ?)
イノッチは「井原快彦」(笑)っていう野球嫌いなスポーツ記者役で韓国へサッカーの取材に行くの。そこで通訳のバイトしてる韓国人の女子大生のミナ(SESのシューちゃん)と出逢って、お互いの人種差別と葛藤しながらも惹かれあっていくんだけど、イノッチが過去に在日韓国人の友人と、その妹で恋人をいっぺんに失うという辛い体験をしていて、いまいち韓国になじめない。ミナ達韓国人は、子供のころから韓国が日本にどんなにひどい事をされてきたかを教え込まれているので、こちらもいまいち日本人を信用できない。
そんな2人のもどかしさが切なかったね〜。

でも、最後に悲しい別れをした韓国人の岩本(Jrの横ちょ)と再会して、実は恋人だった岩本の妹マリコは今も元気だってことを聞かされて、長い間胸につかえていたものが一気になくなった井原は、ミナの元へ。
で、なんとなくハッピーエンド。

舞台って、映画やドラマと違って、ストーリーの核心や、先を自分で考えて理解しないとワケがわからないものが多いんだけど(^^;)
今回は、テーマは難しかったけど内容はわかりやすかった。
そして、シューちゃん、きれいでした...。
横ちょも、本当にしっかりした名演技でした。(1回噛んだけどね、セリフ)
今までの役ってパワーでもってく「勢いキャラ」が多かったけど、今回彼は在日韓国人の悲しさを見事に演じてくれました!(感動の嵐)

ラストにイノッチとシューちゃんがアコギ1本でデュエットしてくれたり、他の役者さんがバックで踊ったり(これが楽しかった!)
「仲いいのはわかったから、毎日飲みにいくなよ! そして休演日まで集まるな!...そんなかに、俺もいるけど」ってイノッチが、役者さんと本当に仲のいいところを披露してくれました。

そうそう、坂本さんのフットルースに記念品がついてたんですが、イノッチの東亜悲恋にも記念品が。しかも、両者ともタオル(笑) 坂本さんのは、黒地にオレンジのロゴがローマ字で入ってて、熨斗紙にもカッコよく英語で「Souvenir(記念品)」って斜めにロゴが。イノッチのは打って変わって純日本風。グレー地に黒色の漢字でロゴが。熨斗紙には縦に漢字で「記念品」って入ってました。なんか笑えた(^o^)
そして帰りがけに「絶対確認しなくては」いけない事がありました。
出演者に送られるお花の贈り主の名前。フットルースの時には「サイクルセンターナガノ」でお花が来てたので、イノッチにもきっと来てるだろう、と楽しみだったの。お花はスペースが狭いし、長丁場の舞台だったから飾ってなくて名前だけが貼りだしてあったの。そしてそこには...やっぱりありました!「サイクルセンターナガノ」の文字が(笑) しかもその下には「坂本商店」まであった(これまた大爆笑)

今月のお出かけは楽しかったな(^^)Y
ああ、これで12月のコンサまで、ぬーさんは抜け殻...。

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