佐野Pかわいい  icon26b.gif - 2,668Bytes



先週のトニコンレポもアップしてないのに(^^;)今日は佐野Pの舞台を観に行ってきちゃいました。
コミックジャックという舞台で、ストーリーは小劇団&学芸会にありがちな(爆)
「漫画家の主人公が、自分の描いたマンガの中に入り込んでしまった」という話。
売り出し中の漫画家 麻人(佐野P)が、連載していた「ゲートマン」というマンガの最終話を
描いて担当の石橋さんに持っていく。すると担当さんは「もっと、バイオレンス&スペクタクルな展開にしなくちゃ!」と
ストーリーの大幅な変更を提案。
読む人にウケなきゃ、人気も出ないし本も売れない。
担当さんの言うとおりに描いていれば必ずウケる。
そんなことを考えていた麻人は、突然自分のマンガの世界にスリップしてしまう。
でも、麻人が描いた「ゲートマン」の世界は、麻人自信のゼンゼン知らない世界になっていた。

ゲートマンの世界は未来地下都市が舞台。
階層別に住む階が分けられて、上に行くほど金持ちが。
最下層には貧しい人々が差別されながら暮らしている。
最下層の住人「女怪盗マナ」は金持ちから金品を盗んで
最下層のヤミルートに流していた。
この世界、実は「ゲート」という異次元につながる扉が存在して
ゲートを守る正義のヒーロー「ゲートマン」によって守られていた。
時として、そのゲートを開く力を持っているゲートマンは
悪人を度々異次元にとばしていた。
正義の味方だが、時々女怪盗マナを助けたりもしている(マナは結構ドジっこ)

本来なら、そこで悪人スランダ&ラスカルと戦って
ゲートマンが勝利して最終話をむかえるはずだったのに.....。

描いた記憶のない人々が、楽しそうに行き来して、
最強のヒーローのはずが「闘うたびに皆に嫌われる」と
最下層の飲み屋で飲んだくれている(笑)
登場後、あっさり死ぬはずの脇役の刑事さんは生きてるし(笑)
本当はアクション&バイオレンスものだったのに
何時の間にか「ゲートマン&女怪盗マナのラブストーリー」に発展。
このときなぜか麻人がお仲人になってたし(笑)

しかも最後に設定になかった「ブラックゲートマン:ちょっと太め」まで
出てきて麻人を無理矢理元の世界に戻して
血みどろの(^^;)最終話を描かせようとするし。

「これから、オレはどうすればいいんだ!?」
麻人は、一体どうやって頑張って作品を完璧に仕上げ...るのか?

と、いうような話でした。
最初は、担当さんに言われるままだった 麻人が
自分が本当に描きたかったものを思い出して その世界から
脱出するんだけれど、なんだか「なんかどっかでこんな話を聞いた」って感じのストーリーだったね。
主役の佐野Pは、以前見たフォーティンブラスのときより髪もずっと短くて
売り出し中の漫画家を地でいってた(笑)
でもあの人が30代だなんて信じられない〜〜〜!
だってとってもかわいいんだもん。
劇中に何度か役者さんたちが舞台の端っこにある登り棒をつたって
階段の踊り場から舞台に降りたり、登ったりするシーンがあって
女の子の役者さんも見た目「ふつ〜〜」にスルスル降りたりすのよ。
当然佐野Pも一回だけ登ったよ。でも登る前に「だんだんヤバくなってる」
体力に限界が近いことをアピール(笑)
でも、相手役のカスミこと白川みなみちゃんが「のぼって(*^^*)」
笑顔で言い放つ(笑)
佐野Pは「途中で休んじゃダメだ!」と自分にキアイを入れながら
なんとか登りきりました。
その他、3階の踊り場からも飛び降りるシーンが一回だけあって
よろよろ戻ってきた佐野Pに他の役者さんが「良かったな〜〜、下がダンボールの山で」と
さりげないイジワルを(^^)

そして、出版社の担当の石橋さんを演じた役者さんがテンション高くて
ちょっと小太りで妖しい動きが多くて、石橋さんが何かやるたびに
会場が大うけしてました。
ぬーもさんざん「キモイー!」と笑っているうちに
「あれ!?この役者さん誰かに似ている...」とココロに引っかかりまして。
で、劇中も考えたら「あー!クサナギの剣!」と判明。
クサナギの剣とは、去年TOKIOの松岡君の舞台「スサノオ」に
一瞬出て、その一瞬でぬーのココロに焼きついたものすごい役者さんなのさ(笑い)
で、舞台が終ってカーテンコールのとき、佐野Pが
他の出演者に話題を振るんだけど、他のヒトには「じゃあ、みなみちゃん」とか
実名で呼ぶのに、石橋さんだけは「石橋さん」と役名で呼んでた。
そしたら石橋さんが「ねえ、なんでオレだけ『いしばしさん』なの?」とツッコミ(笑)

そんな石橋さんに佐野Pは「オレにツバかけすぎ!」とダメ出し。
すると石橋さんは平然と笑顔で「なんせデブなもんで♪」と言い返してた(爆笑)

感動と、笑いをちりばめた飽きのこない演出でした。
舞台としては、笑えて楽しかったんだけど、主役の佐野Pが
ちょ〜〜っと地味だったな(他のキャラの衣装がハデだったのも一因だけど)
なんせ佐野Pは現代に生きる普通の地味な人で
他のキャラは、麻人が作り描いた近未来のキャラだから。

でも楽しめたよ〜〜〜。