SHOCKは終らない。 


  

今年のSHOCKは6年目。タイトルは「Endless SHOCK」☆
毎年毎年上演されてきました。もう光一さんのライフワークだね!
余談だが、去年の年末のkinkiコンカウコン、そして今日(1/15)のSHOCK
ぬーとぱんたさんが 出かける日に限って天気がめっちゃ悪い(怒)
曇りや低温、少々の雨なら許そう。だがしかし!!なんで「雪」 予報なのさ(^^;)
おかげで最悪の交通マヒをを考えて(雪で新幹線が止まったり、自宅まで自家用車で帰れなかったり)
年末年始&今回と連続して東京泊まりだよ。普通に新幹線で帰れる距離なのに(^^;)
ああなんて贅沢なジャニライフ。
今までのSHOCKとは、内容が違うらしいという情報はもらっていたけれど
実際に観に行ったら少々ビックリした内容になっていた。
まずストーリーが完全に一新。
設定は今までと同じ「カンパニー」が舞台。登場人物も「コウイチ」とか「アキヤマ」 とか
実名で演じられていた。(あ、今回初競演の黒木メイサちゃんだけ『リサ』だったか)
ただ場所は日本じゃなくて「オフブロードウェイ」 =ま、ブロードウェイの格下の小劇場だろうね
さらにコウイチ さんは、カンパニーの看板スターではあるけれど
コウイチさんがリーダーというわけではなさそう。
劇場の経営者はアッキーだった(笑)
衣装も気のせいか一新された分きれいになっていたような気がする(笑)
ただね...びっくりしちゃったよ〜〜〜....(泣)
だってだって....。コウイチ さんが大変なことになるんだもの〜〜〜!!

ストーリーはオフロードの劇場。
亡父から引き継いだ劇場をアキヤマ が経営していた。
看板スターのコウイチ はオンブロードウェイに進出することを目標に日夜努力していた。
それは、幼い頃から一緒にカンパニーで暮らしている (NEWSの錦戸亮ちゃん)も
同じ想いだった。だからコウイチ をライバル視し、いつかコウイチを超えようとしていた。
とはいえカンパニーはオフブロードウェイ。
興行収入が入らなければ団員は生活できない。
カンパニーのメンバーは、公演が無い日や上演後にアルバイトに出かけるのだった。
そんなメンバーにアキヤマ は「みんなゴメンネ。」と申しわけない気持ちで一杯だった。

公演が終るとコウイチ はカンパニーの屋上に来るのが習慣になっていた。
後を追いかけるようにアキヤマリサ (黒木メイサちゃん)がやってきた。
みんなで幼い頃のことを語り、ブロードウェイ進出を誓うコウイチたちをみると
アキヤマ は複雑な思いだった。
オンブロードウェイに行くという事は、父の残したこの劇場を去るということだ。
カンパニーの役者と経営者を兼ねるアキヤマにとっては悩みのタネでもあった。

ある日新聞にカンパニーのコウイチ のことを絶賛する記事が大きく載った。
「これでみんなブロードウェイに行ける!アルバイトもしなくて済む!」 気持ちが昂ぶるメンバーたち。
コウイチは元より も喜んだ。だが亮には心配もあった。
「コウイチと一緒にいる限り、俺はずっとナンバーツーかもしれない....」
様々な思いが錯綜する中で、カンパニーはオンブロードウェイでの初日を迎える。
初日の第1幕。タイトルは 「World Adventure 2」
タイトル通りにアフリカ〜アメリカ〜ブラジル〜イタリア〜ギリシャ....と
めまぐるしく変わる場面、衣装、そしてみごとなダンスと歌...。
客席からは惜しみない感動の拍手と声援が送られる。
大絶賛の中、順調に1幕は終った。
ところが休憩時間になったとたん、 がスタッフを怒鳴りつけていた。
舞台装置が不調で の舞台に出るタイミングが大幅に遅れてしまったのだ。
そののアクシデントを察したコウイチ が出てくるまでの時間をフォローした。
つまり、舞台のアクシデントをコウイチの機転で見事にすり抜けたのだ
だが にとっては屈辱だった。
「あのシーンは俺にとって一番の見せ場だったのに!」
スタッフに食って掛かる をメンバーはなだめるように努力した。
ところが亮の怒りは収まらない。
そんなの姿を見ていたコウイチは静かに言った、オマエはもう舞台に出るな」
その言葉が信じられないという様子の亮にさらにコウイチは続ける。
「ステージは生き物だ。舞台装置の異常なんて毎日観ていればわかるだろう?
 それに対応していくのは当たり前だ。」
そんなコウイチに は噛み付いた。
「一個一個きちっと変わらないものをやるのがプロじゃねえのかよ!?」
2人の考え方が2つに割れた。険悪な状態のまま舞台の2幕を開けるベルが鳴った。
メンバーをなだめるようにスタンバイさせるアキヤマ
アキヤマ もカンパニーがバラバラになるのを感じていた。
楽屋に立てかけてある小道具の日本刀を手に舞台の裏にスタンバイする亮。
その亮が強い怒りでコウイチの背中を睨むのに誰も気が付かなかった

2幕のオープニングは「Japanesque」 日本をイメージしたショーだ。
町田の笛、傘をかざすアキヤマ、長槍を構えるヤラ米花
その中央にはリサ が着物姿でたたずむ。
幻想的なステージに客席の通路から兜姿のコウイチ が現れる。
ここからステージは戦国時代を思わせる長い殺陣に突入。
コウイチの陣亮の陣、2手に分かれて本物さながらの殺陣を繰り広げるカンパニー
闘いの末、最後に生き残ったのは コウイチアキヤマ、そして と双方のわずかな見方達。
リサ を人質に長い階段の最上段に勝ち誇ったように立ちはだかる。
階段を1段づつ敵をなぎ倒しながら上がるコウイチ
コウイチが最上段のの元へたどりつくと、はなぜか自分の刀を取り落とした
丸ごしになり、意地悪く笑う 。本当ならここで2人が殺陣を繰り広げるはずなのに..。
とっさにアキヤマコウイチ自分の刀を渡す
ショーを止めないために に自分の刀を渡そうとしたのだ。
コウイチはアキヤマから刀を受け取り鞘から刀を抜いた。
するとコウイチは一瞬「何か」にひるんだ。「...アキヤマ.....!」
だがショーは続いている。
コウイチは自分を取り戻すと、アキヤマの刀を に渡した。
も一瞬「何か」にためらったが、すぐにコウイチに切りかかった。
しばらく激しい殺陣が続いたが、ついにの刀がコウイチ の体を貫いた。
血に染まる壁、そして血に染まりながら階段を転げ落ちるコウイチ。
リアルな演出と出演者の決死の形相に場内は静まり返った。
血に染まったコウイチ は、一度立ち上がるとステージ前方へ数歩歩きそのまま倒れた。

.....の刀は「真剣」だったのだ.....。


その1年後、オフブロードウェイの劇場にアキヤマ がいた。
彼は誰に言うともなくつぶやいた。
「...コウイチ ...。あの日の事故は1年経っても鮮明に思い出される...。
 どうしてあんなことになったのか自分でもわからないよ...。
 病院でコウイチが寝たきりの姿になって ...。
 カンパニーはバラバラだ。コウイチ!戻ってきてくれ!」
悪夢と現実の間をさまようアキヤマ とカンパニー、そしてコウイチの幻...。

あの事故でショーの評価は散々だった。
カンパニーのメンバーもバラバラになってしまった。
アキヤマ と何人かのメンバーは、オフブロードウェイに戻った。
だが と残ったメンバーは、あの事故を吹っ切るかのように事故のあったブロードウェイで
今もショーを続けていた。

と、ふいにあの事故から奇跡的に復活したコウイチがカンパニーへ戻ってきた
彼は、事故で寝たきりだった1年間をほとんど覚えていなかった。
突然の再会に驚くアキヤマ達。リサ も同じだった。
アキヤマ達は、コウイチの復帰 を心から喜び歓迎した。
そして「 に逢いにいってやろう!あいつが一番事故のショックが大きかったから...
きっとコウイチが帰ってきたことを知ったら喜ぶと思うよ
コウイチの復帰に驚く
最初は信じられない様子のメンバー達だったが一緒に踊るうちに次第に実感してきた。
コウイチ があの悪夢の事故から帰ってきた...。また一緒にショーをやれる...。
だが亮だけは 、素直に喜んでいなかった。

「なんで戻ってきたんだよ!」
怒鳴るコウイチ「あれはただの事故だったんだ」と  のことを責めようとはしなかった。
にはそれがもどかしく感じられ、ついにあのときの事故の真相を告白した
アキヤマの刀を真剣にすり替えたのは亮だったのだ。
彼は、あの日の言い争いでコウイチと意見が真っ二つに分かれた。
そしてコウイチ が「ステージは生き物だからそれに対応していくのは当たり前の事だ」と言ったことに対し
「本当にどんなことがあってもそれに対応するんだな?じゃあ見せてもらおうか!」 と、怒りに震え
今回のアクシデントを計画したのだった。

 俺はアキヤマ の刀をホンモノとすり替えて「Japanesque」のラストを待った。
  最後に俺とコウイチが刀で切りあうシーンを。
  俺はわざと 自分の刀を落としたフリをした。
  そうすればアキヤマが必ずフォーローするはずだから
  予想通りアキヤマは自分の刀をコウイチに渡した。
  オマエアキヤマの刀を抜いたときおかしい事に気づいたよな?真剣は重いからな
   さあ?オマエはどう対応する?どっちを渡す?
   .....オマエはホンモノを俺に渡して俺を挑発した....。
  だから俺は....!!


全てを告白した はナイフを取り出した。
メンバー達は一瞬凍りついた。
だがは、ナイフをリサ に渡すと「俺を殺してくれ」と懇願した。
は、あの事故でコウイチには絶対に勝てないと確信した。
そしてコウイチを傷つけた事で自分も心にキズを負った。
それを忘れるように亮は踊り続けなければならなかったのだ。
ナイフを渡されたリサ は、しばらく考えると意を決した様にナイフを向けた

亮にではなくコウイチに。
「リサ!?」 何が何だかわからないコウイチとメンバー達。
アキヤマ達が口々に「リサ!やめろ!」と止めるのをさえぎり
リサ は言った。
「コウイチ...アナタは死んだのよ...。病院で...
 事故のあった日に...!」
「...なんだって....!?」

リサの言葉が信じられないコウイチ。そしてアキヤマ 達。
「あたし知ってた...。でもやっぱりダメ。みんなも真実から逃げないで!」
そしてリサはコウイチがつけていたペンダントをコウイチに渡した。
そのペンダントは事故の後コウイチ が死んだときに病院からリサが渡された形見だった。
あの悪夢の事故でコウイチ は死んだ。
だがメンバー達は、コウイチの死が受け入れられなかった。
それでメンバーはコウイチが生きていると思い込むことで
悲しみや苦しみから逃れようとしていたのだった。
コウイチ 自身も自分が死んだことに気づいていなくて
未だに舞台に立ちたいと思う思念が形となってオフブロードウェイに現れたのだった。
リサ の必死の訴えに、少しずつ事態を受け入れていくメンバー達。
そしてコウイチ自身 も自分に起こった全てを理解した。
コウイチは言った「みんな!ショーを始めよう!....俺にとっては最後 になるかもしれない。
でも、みんなわかっているよな!?ショーの途中で何があってもそれに対応していくんだ
カンパニー全員で心を一つにして立つ最後のステージ。コウイチの最後のステージ....。

最後のステージはそれはすばらしいものだった。
コウイチアキヤマリサ 、そしてメンバー達....。
力強い太鼓を使ったステージから幻想的な桜の大樹のシーン へ。
これまで寸分の狂いもなく踊り歌っていたコウイチに変化が見られた。
桜の大樹の下で足元がふらつく。....時間が来たのだ.....。
その場に崩れるコウイチ。
以前のカンパニーならこんなとき平然とショーを続ける事など出来なかっただろう。
だがメンバーはコウイチの「何があってもそれに対応していくんだ」 という言葉を胸に
何事もないようにさりげなくフォローしながらショーを続けた。
そしてショーは無事にラストシーンを迎えた。
ステージに横一列に並び、客席の拍手をあびるカンパニー。
その後ろにはコウイチ が笑顔でみんなを見守っていた....。


てな感じだったと思う(笑)
なんと言っても今までのストーリーとは違うから。
それにさ、 主演のコウイチ王子が死んじゃうなんてまさに「SHOCK!!」だったよ。
ま、このミュージカル自体毎回ショッキングな演出が目白押しだから
何が起こってもそんなに驚かないけれど
やっぱりコウイチ 王子が階段の上で刺されて転げ落ちてから
血まみれでヨロヨロと歩いて倒れた時の表情は恐かった〜〜〜。
だって目をカッ!と見開いて血まみれの手を前方に伸ばしている姿...
なんかちょっとグロテスクだったよ。正直言って子供には目の毒だな〜〜(^^;)

でも新生SHOCKは、あちこちに新しい企画もあって全体的には楽しかった。
最初にオープニングでオーケストラがせり上がってきて、その指揮をしてたのがコウイチ さん。
そこに客席からアッキー が出てきていきなりMCを始めちゃったりして導入部から飛ばしている感じ。

OPでカンパニーのショーが終って打ち上げの時は、経営者で出演者でもあるアッキー に無断で
巨大なシャンパンをオーダー 。勝手にメンバーに振る舞っていた。
その所業にアッキー「シャンパン代、いくかかると思ってんだよ!」 と怒ると
王子「シャンパン代? シャンパン大!!」→「代=だい」と「大=だい」 をかけたダジャレだね。

さらに歌&ダンスも増えている気がする。
去年までのジャパネスクにあった竜神や、白鯨の大きなハリボテ (?)なんかは無くて
その代わりに赤いスポーツカー が空を飛んでいました。
そのスポーツカーに王子 が乗り込んでカッコ良く歌うと
スポーツカーは斜めになってスピードアップしているようにも見えた。
でも、そのスポーツカー(オープンカーね)から 王子が降りようとしたら
またいだ足がドアから抜けずにすっごく不恰好でした。それがまたかわいくてね(*^^*)

アッキーMAコウちゃん!危ない!危ないよ!!」 と叫ぶと
王子「足が回らなくてマスタング(車ね)落ちると思った!!」 と内心冷や汗をかいてたらしい(^^;)
そんなコウイチ王子にアッキー 「だったら歩いて帰ればいいじゃね〜〜か!」→ナイス突っ込み☆
するとABCの河合君が「車のキー、忘れてるよ〜」 と持ってきた。
えっ!?どうやってマスタングが空を飛んでたの!?
その答えは 「ファンタスティック!!」 →いや、そんなんじゃ車は動きませんがな(笑)

ショーの後、カンパニーは公演の資金稼ぎのためにバイトへ。
カフェテリアやポスター貼りのバイトなど。
壁に貼られたポスターはコウイチ王子!それを見た本人は 「飛ばなきゃ!!」
王子の「飛ばなきゃ!」に載せられたアッキー「飛ばなきゃ!」
本当に飛んで舞台の奈落に落ちていった....。
それを覗き見た王子達は「チーン☆」 と鐘を鳴らして合掌した(笑)
と、そのとき壁の1部が崩れてコウイチ王子の頭を直撃!
すると王子は「痛い!!痛い痛い痛いの〜〜、じ〜さんや〜、ば〜さんや〜〜」
なぜか志村けん口調でジジババのモノマネをした
さらに「...ハゲちゃうよ!」 とダメ押し。一体どんなハイテンションなんだ!?
でもそんな王子の体を張ったギャグに客席は爆笑に包まれた(^^;)

共演のNEWSのちゃんは、設定上リサ の事が好き。
で、リサバイクでデートに誘おうとするんだれれどそれを見ていたコウイチ さん
「バイク!?その展開はダメだよ〜〜〜。バイクが落ちてお前が怪我して
医者が『大腿部複雑骨折です!』とか言って、それで俺がカッコ良く
『....踊れますか....?』って。」
と、一人芝居を始めた。 王子〜〜!これって去年までのSHOCKの前半の展開じゃない。
いいな〜〜、完全リニュアルしておきながら前のバージョンをネタにするなんて(笑)
その直後、カンパニーのことが大きく新聞に賞賛された事を知り喜ぶメンバー。
だけど王子だけは自分の顔が大きく載った新聞をみんなが握っているのを 見て
「俺が!俺がぐちゃぐちゃ!!!」 と怒っていた(笑)

オンブロードウェイのショーは迫力!「ワールドアドベンチャーU」と名づけられたその演目は
すごかった。ホンモノの松明を焚いたり、黒人のダンサーさんが腰ミノ一丁で踊ったり (笑)
思わず「王子も腰ミノ!?」と期待をしたが残念、ノースリーブで前をはだけただけ→(バカ)
その王子は何度かフライングをしたけど、1回、ネットをつかんでフライング した。
ネットでのフライングってどうなのかな〜?難しいのかな?
中国(亮ちゃんとMAがメイン)〜ブラジル〜(MAがタップ)
それからアンダルシア風のダンス(皆でステップを踏む)と
場面がとセットと曲調とダンスがくるくる変わりました。
次から次へと忙しくてメモが取れない〜〜。
と思っていたら王子はいきなりステージの上から大宙 をしました。
きゃ〜〜!!カッコいい!!

さらにロープに足を固定し、逆さずりになった王子アッキーが下で回します
逆さでフライングする王子も大変だが、下でロープを回すアッキーも大変だね
すっごく神経&体力を使うんじゃないの!?

また、ジャパネスクではオープニングが幻想的できれいだった。
リサちゃんの着物姿もきれいだったけれど、
笛を吹くMAの町田さんがべっぴんさんで (笑)思わず見とれてしまいました。
リサちゃんの隣りには赤い傘を差すアッキーがマジメな顔で佇み
その両隣には、長い槍を持つヤラパナ が。
どうでもいいけれど、パナが槍を持つとど〜しても「青木さん家の奥さん」 での
『俺の村では(人を)狩るじゃん。狩ったら食うじゃん』 ていう名ゼリフを思い出してしまう(笑)
そんなことを思っていたら、ぬーの横の通路を横切る兜を被った武将が1人
それは、早着替えをすませたコウイチ王子 でした。
いや〜〜、王子の歩いた後に空気が流れたのを感じたわ〜〜(*^^*)→オオバカ☆
そんな武将姿のコウイチ王子と、 ちゃんの戦いがすごかった。
MAABC ,ダンサーさんがホンモノさながらの殺陣を披露。
そのスピードと迫力には、観ているこっちも緊張した。しかも殺陣の時間が長かった!!
コウイチ 王子は、カッコいいし場慣れしているから見ていて安心なんだけれど
ちゃんの時折見せる挑戦的&不敵な笑いがまたカッコいいんだよね。
ABCの塚ちゃんとアッキーが刀をぶつけ合うと火花 が飛び散るし
ちゃんの刀に刺された王子が血まみれで階段から転げ落ちて死んじゃうし
あるいみここの場面が ぬーにとっての「SHOCKその1」だったかも(笑)

コウイチ 王子の階段落ちから休憩をはさんで第2幕へ。
2幕は、アッキー の1人語り(?)から始まりました。
ショーで真剣で刺されたコウイチ王子は、寝たきりになっていて
それでアッキーは自分を責めて悪夢に悩まされている。
その悪夢を劇中劇で表現していたのかな?
リチャードV世 では、亡き父の亡霊姿で登場したコウイチ王子が
恨みのセリフを吐いてアッキーを恐がらせる。
劇中劇と言っても今回は、コウイチの事故をめぐるカンパニーの様々な思いを
この暗い(失礼な表現か?)劇で表現しているみたいだった。
だって、王子アッキー「うらぎりものには死を!」 とか何度も言うんだよ。
その押し殺した声の恐い事恐い事(^^;)
さらにそのコウイチ王子の脅しに「やめてくれ〜〜〜!!!」と恐怖のあまり絶叫するアッキー
SHOCKの中の劇中劇は、本当にこわいよ。何気に苦手なコーナーだよ(笑)
アッキーはピアノソロも披露。今回は随所に大活躍だね〜。

そしてそんな悩めるアッキー が退場したあと
突然舞台のそでから元気に明るいコウイチさんが登場!
登場時の歌は「♪NEWS!!チチをしっぼっれ〜〜〜〜〜!!♪」→大爆笑!!
そう....。今日の客席にはNEWS のやまP、内君、まっすーが観に来ていたのだ。
1幕の後の休憩時間に3人が楽屋を訪ねたのかもしれない。
でもさ、そのテンションでシモネタ気味 の替え歌を歌われても
笑っていいのか微妙だってば〜〜〜(^^;)
舞台に出てきたリサ ちゃんにも同じ歌を歌って
固まるリサちゃんに向かって 「わかる?『NEWSチチを搾れ』..あ、わからない!?」
と確認したコウイチ さん。
リサちゃん、会場を全く無視してさらに歌いました。
「♪NEWS!チチをしっぼっれ〜〜♪ !いや〜〜ん!!見ないで!
 そんなにじろじろ見ないで!!(怒)」
→なんで逆ギレ気味にはじらうの?
さんざん一人で遊んだコウイチさんを見つけたアッキー 達。
みんなコウイチさんの復活が信じられない。
自分の目を疑うカンパニーのメンバーだったけれど
あんまりコウイチさんが元気なもので、だんだん実感がわいてきたみたい。
でもアッキーはあんまり喜びすぎて、 コウイチさんに抱きつき、嫌われて
なぜか最後は、カンパニーのみんなに蹴りを入れられていた(お約束だね:笑)

復活してオンブロードウェイに出かけたコウイチ さん。
驚く ちゃんにダンスバトルを挑む。
ちゃん1人を除いてバラバラになっていたカンパニーのメンバーも集まってきた。
最初は、コウイチさんとアッキーがダンス。そこへMA が一緒になってダンス。
アッキーは別格としても、MAは上手よ〜。
特に町田さんは、表情がいい。コウイチさんとダンスしているとき半泣きなの〜
その他の場面でも何かとしぐさやフォローがやさしいんだよね。舞台やってる町田さんが好き(*^^*)
ヤラパナ も、アクロバット&ダンスがすごい。この2人は、何かと一緒が多い。
いつも「仲良くつるんでいる」仲間って感じ。だから2人は一緒に怒って一緒に喜ぶ(笑)
今回のSHOCKもそんな印象でした。
あんまり目立ったセリフが無かったのが少し残念だったな(笑)

MAABC が一緒にダンス。小さいと思っていたけど、ABCも気づけば五関君は19歳。
一番下の河合君だって17歳。もう立派な青年だよね〜。
でも平均して小柄なグループだからバックダンサーとしては逆に目立つよ。
小柄なのにダンス&アクロバットがJrの域を超えている もの。

それから今回はコウイチ王子のフライング に新たな試みが。
ロープ、布、ネット、逆さ吊り....様々なフライングにチャレンジした王子。
今回は、さらに「はしご」 が加わりました。
ロープでフライングした王子は、そのまま客席の天井近くに下がってきた
4つのハシゴ に次々に飛び移った。このフライングの時間が長かった。
まるでお正月の消防署の出初め式みたいだった(笑)
あれは、1階の前の席にいると見上げるから首がつらいんだけれど
リニュアルされてコウイチ兄貴の「さようなら〜〜〜」ってシーンが無い分
2階席のお客さんには、王子が近くてうれしいんだろうな〜。

それから石川さんっていう太鼓のパフォーマンスをする人が共演でした。
たぶん、知っている人には超有名なんだろうね。確かに太鼓の技はすごかった。
大太鼓、ドラム缶、樽等を使ってコウイチ 王子とコラボレーションしました。
でも ぬーにはえらく長い時間に感じたわ。
長く感じた=ちょっと飽きたってことね(^^;)
ぬーは、どーにもリズムだけってのがダメなのよ。
じっと見ていると集中力が欠けてくるの。
できれば音楽&ダンスも欲しかった(ゼイタクか?)
「コウイチの最後のステージ」 だからもっと一生懸命観なくちゃいけなかったかな。
でもコラボの後の桜の大樹 は、きれいでした。
桜の下に崩れるコウイチ さん。幻想的で悲しいラスト。
コウイチさんがこれでカンパニーから永遠にさよならするのよ(T_T)
あ〜〜、劇だとわかっていても本当に悲しい。
コウイチさんは、たとえ劇中でも死んじゃいや(笑)
でもよくわからない。なんで死んでいる人間がカンパニー全員&観客に見えるんだろう?
一応コウイチさんは死んでいる=実体はもう存在していないんでしょ!?
この世に執着してて成仏できなかった幽霊なのか、それともゾンビみたいな状態なのか...。
どっちにしてもあんなにしっかりした姿で歌ったり踊ったりして
ぬーは「ん〜〜...。ミュージカルってのは歌と踊りでまとめれば何でもアリ?」と思った。
うまく言えませんが、個人的に主人公の最期がどうにも納得出来ないような気がする。

とか言っても最期のステージでマスクを演じたときは「お〜!!待ってました!!」って
大喜びしちゃったし、ラストではカンパニーが全員揃って歌っている後ろに
コウイチ王子が微笑んで佇んでいる姿のお耽美さに感動しちゃった(笑)
なんにしてもやっぱり「SHOCK」 は何度観てもいい。
でも来年は、コウイチ王子には死んで欲しくない (こればっかり)