マー君はすごい!
V6のミュージカルアクター、坂本さん
のミュージカルを観に行って来ました。
席が良かった〜〜。オケピで前4列がつぶれていたので実質前から5列目のど真ん中。
最近ツイてるな〜〜〜、と思います。
国際フォーラムのCホールは初めてでしたがAホールと同じくらい広くて大きいのね。
セットは、天井にミラーボウルがあっていかにも「NEVER GONNA DANCE」 です。
予備知識としては、ラジオで坂本さんが「ダンス(タップ)がハンパじゃなくキツイ。まじでヤバイ」
と
嘆いていたのを聴いたくらい(笑)
ストーリー
ペンシルヴァニアのボードヴィルの花形ダンサー ラッキー=ガーネット (まーくん)は
今日の午後、資産家の娘マーガレット と結婚式を挙げることになっていた。
今日のステージを最後にラッキー はステージを引退し逆タマにのるはずだった。
だが、突然の引退宣言に納得できない仲間達がラッキーの時計を3時間 も遅らせてしまっていた。
そうとは知らないラッキーが教会につくと、そこには婚約者のマーガレット
と
結婚式を新郎にすっぽかされて恥をかいた怒りに震えるマーガレットの父
が待っていた。
必死に弁解し、許しを請うラッキー
だったが 父親の怒りは収まらず
結婚を承知するかわりにラッキー
にある約束をさせる。それは
「ダンス以外の仕事で1ヶ月に25,000ドルを稼ぐ事」
25,000ドル...それは、資産家の娘マーガレット が今まで通りに生活してゆくために
絶対必要な金額だった(^^;)
ラッキーは、マーガレット
と父親に誓う
「これからボクはニューヨークに行きます。
このボクのラッキーの源『ラッキーコイン
』だけを持って。
1ヵ月後にマーガレットを迎えに来ます!」
ラッキー は、1枚のコインを大切に持っていた。
この『ラッキーコイン 』は、何かと彼に幸せ=ラッキーをもたらしてきた。
単身N.Yにやってきたラッキー
だったが
ちょっとしたことからラッキーコインを落としてしまう。
そのコインが偶然通りかかったペニー (紺野まひる)に渡り
ラッキーはコインを取り返すためにペニー
を追いかける。
ペニー
はダンス講師をしながら自分が表舞台に立つことを夢見ていた。
ダンスを禁じられていたラッキーだったが、ペニー
に近づくため、
自分を素人と偽って、ダンス教室にもぐりこむ。
だがラッキー
のダンスの実力を見たダンス教室のオーナーが
ペニーと組んでアマチュアダンスコンテスト に出場することを薦める。
ラッキー は、婚約者の父親にダンスを禁止されているので 最初は乗り気ではなかった。
だがペニーと初めて踊った時からペニー
に惹かれていた。
それはペニーも同じだった。ペニーには、リカルド
(赤坂泰彦)という恋人がいたが
リカルド
から熱烈にプロポーズをされてもなぜが乗り気になれなかった。
2人はお互いを好きになっていた。
こうなってくると、ラッキーはペニー
とダンスコンテストで優勝したい。
だが「ダンス以外の仕事で25000ドルを稼ぐ」
という条件はどうする!?
それには1ヶ月で25,000ドル
「稼がなければいい」。
それで婚約者の父との約束は果せない。
そう思ったラッキーは、偶然知り合った浮浪者のモーガンサル
(三田村邦彦)に
ラッキーコインを渡し、自分は「ラッキー」から離れようとする。
今持っているわずかなお金で株価の上昇が到底見込めない会社に投資し
お金を無くそうと試みた。
だがモーガンサル
がラッキーに頼まれるままに株式を購入すると
ラッキーコインの力か、資産は少なくなるどころがドンドン増えていった
。
このままでは25,000ドル稼いでしまう。
ラッキー
は、あせっていた。あせってアマチュアコンテストのための
ダンス練習にも身が入らなかった。
そんなとき、ラッキー&ペニーの他にもスバット&ベルマ という優勝候補がいたが
スバット&ベルマが実は、プロのダンサーだということをラッキー は知ってしまう。
「お前たちプロなんだろう?こんなことしていいと思っているのか!?」
スバット達をなじるラッキー
に、スバットのオーナーが言った。
「ラッキー=ガーネット
!オマエだって元はボードヴィルのダンサーだったんだろう?」
オーナーは、自分の推薦したスバット達を優勝させるために手段を選ばなかった。
ラッキーの素性を全て調べ、ラッキーに婚約者がいてその父親と約束した事まで知っていた
。
オーナーは「オマエの本当のことをばらされたくなかったら、コンテストで踊るな」とラッキー を脅した。
ラッキーが悩んでいるとき、
新聞に彼自身のことが大きく載った。
1ヶ月で大金を稼いだ人物として。
偽名を使っていたが、これはペンシルヴァニアのマーガレット 達の知ることなり
大喜びのマーガレットと父親
がN.Yへやってきた。
父親は「ホテルの最上階で結婚式をやるぞ。くだらないダンスが終ったあとにな」とラッキー に言った。
マーガレット達は、ラッキー がこのダンスコンテストに出るとは夢にも思っていない。
ラッキーは、ペニー
に本当のことが言えないまま本番を迎えた。
本番に遅刻したラッキー
は、何とか踊ろうとしたが足が動かない。
ついに踊るのをやめたラッキーは、ペニー
や主催者に真実を告白する。
自分に婚約者がいること、踊ってはいけなかったこと、そしてスバットとベルマ の事。
「ボクには踊る資格がありません。ここにいるスバットたちもそうです!」
会場は大騒ぎになった。コンテストは中止。当然主催者と婚約者の父もカンカンだった。
ペニーも真実を知り失望してラッキー
に怒りをぶつけると
「リカルドのプロポーズを正式に受ける」とラッキー に告げた。
数日後、ペニー
の結婚式の日が来た。
全てを失ったラッキーは、もう一度ペニー に自分の気持ちを告白しようとした。
そんな時、スバットとベルマ が現れる。
「コンテストはムダになったけれど俺たちのダンスを観て
スポンサーがついた。悪く想わないでくれ」
ラッキー は、心から2人の成功を祝った。
そこでまたまた偶然に、婚約者のマーガレットが昔付き合っていた男がリカルド
だったと判明する。
娘の幸せを願う父親は、マーガレットに「リカルド は、他の女をつくって逃げた。諦めろ」
リカルドには「マーガレットは他の男と結婚する」とウソ
を吹き込んで
2人をムリヤリ別れさせたのだった。
それを知ったラッキーは、スバット たちの力を借りて
リカルドとマーガレット を引き合わせる。
「アナタが(キミが
)去っていったのかと思っていた。でも全て父の仕業だったのね」
2人の長い間の誤解は解けてよりが戻った。
これでラッキーとペニー
の間には何も支障はなくなった。
ラッキーは改めてペニーに告白した。
坂本さん
の華麗なタップダンスと歌、最高です〜〜(T_T)
あの2時間の間、ほとんど歌いっぱなしの踊りっぱなし
。
しかもタップダンスと社交ダンスを両方カンペキにこなしている。すごい!
比べるのも失礼だけど、少年隊の東山さんとはまた違う上手さがあるの。
東山さんのダンスが肉体で魅せる「パワータイプ」だとしたら
坂本さんのはスマートタイプって感じかな←何の評論家なんだよ...(^^;)
共演の紺野まひるちゃん の歌とダンスがめっちゃきれい!!
坂本さん
は、実力があるのは長年のファンだから知っている(エッヘン!)
スタイルもいいし、なんたってダンスと歌がステキなんだってば。
ぬーは、坂本さん の舞台を観るたびに彼のパワーを感じて
「あ〜〜、こんなにすごい人がリーダーやっているV6ファンでよかった」
って
誇りに思うの。そして誰かに自慢したくなるの(笑)
だけど紺野まひるちゃん
が元宝塚出身だったのは知らなかった。
どうりで歌も上手だし、ダンスもプロ並みなワケだ(@_@;)
スバット役の関ジャニ∞の渋谷すばる
君も一生懸命がんばっていた。
でもちょ〜〜っと余裕が無かったね。なんか表情が一杯いっぱいでした。
歌も上手なんだけど、パートナーのベルマ がすごかったから(笑)
ベルマ役の藤林さん
は、コンボイショーなんかも出ていたらしい。
役作りかもしれないが、肌の色も褐色に近くてとっても野性的でした。
ベルマ があんまりパワフルで激しいダンスをするから
スバット
の影が薄かったかも....(T_T)
がんばれ!!すばる兄さん。
それから今回楽しみだったのがマーガレット役の秋山エリサ
ちゃん。
彼女、今回は踊らない超お嬢様役だったけれど
本当は、歌もダンスもすごいんだろうな〜〜。
なんたって、MAのあっきーの妹
なんだもん。
お顔があっきーにそっくり!!で、びっくりしちゃいました。
あっきーが女装するとキモチ悪そうだけれど(失礼)
あっきーそっくりでも妹だと、なんでこんなに美人になるんでしょ?
色白できれいでした。今度は踊っているエリサちゃんも観てみたいです。
最後は全員がハッピーエンドで良かったんだけど
坂本さん演じるラッキー
って...(^^;)
ぬーは ダメダな、ああいう心変わりの早い男って(笑)
だって、マーガレットに愛を誓ってN.Yに行ったその日にペニー
に一目ぼれ。
それでカンタンに婚約者の父親との約束を破ろうとしたりして☆
なんかダンスのすごさと対照的な性格の軽さが「あ〜〜、ファンキーな外国人☆」て感じ。
それから三田村邦彦さんが演じる浮浪者のモーガンサル が
ペニーの保護者的存在の女性(大浦みずき
さん)に恋してアタックして
その女性が案外カンタンにモーガンサルになびいたのも何だか不自然だったかも。
だって舞台上の三田村
さんは「昔、事業に失敗して落ちぶれちゃった人」の設定で
髪はボサボサできたない恰好をしてて、ど〜みてもサエない人だったよ。
でもメイベル(大浦さんね)は、そんなモーガンサル
に次第に心を通わせていって...。
2人が順調に愛を重ねてラッキーコイン
のおかげで幸せになれたのは良かったよ。
舞台が終ってみれば、ステージ上にはラッキー&ペニー、マーガレット&リカルド 、
モーガンサル&メイベル、スバット&ベルマと、
なんと4組もの幸せなカップルが誕生していた(笑)
最後にみんながハッピーエンドなのは、ぬーの好きな終わり方(^_^)