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MAの舞台「FAME」を観に行ってきた。
池袋芸術劇場という、池袋駅のすぐ隣りにある劇場。
ぬーは、ジャニの舞台を多数観てるけれど、あそこは初めて行ったよ。
大、中、小ホールがあるらしいけれど、MAは中劇場でした。
ぱんたさんがチケットを獲ってくれたんだけれど
なんと席が前から3列目(@_@;)
舞台には「MA」のイニシャルロゴが。
それが舞台のOPで入れ替わり、今回のミュージカル「FAME」になった。

OPから激しいダンス&歌が目白押し(そんな言い方であってるのか!?)
MAの4人がたくさんのダンサーさんと混ざって踊ってるのは圧巻です。
やらっちパナは比較的小柄だし、町田さんも華奢なイメージなのに
他のダンサーさんたちに全然引けをとっていません。
でも、あれっ!?やらっち
のヘアスタイル、すんごい編みこみドレッドで肌も浅黒い。
また日サロに通ってるのか!?って思ってたら後でわかったけれど黒人さんの役だったのね(笑)
それから町田さんは育ちの良い感じのファッションで
ダンスはあんまり目立たないポジションで踊ってた。

出演者(生徒)

タイロン=やらっち
ジョー=パナ
シュロモ=町田さん
ニック=あっきー

カルメン=浅井江理名
セリーナ=本田有花
アイリス=岩崎亜希子

    (教師)
メイヤーズ=赤坂泰彦
シャーマン=杜あけき
グレタ=岡 千絵
シャインコフ=青山明

ストーリー

N.Yの名門の芸術学校に40倍の難関を突破して97人の生徒が入学した。
各課の教師の厳しい教育方針の中で特にシャーマン(杜あけき)は
生徒に厳しく言う「ここでの4年間は『ハードワーク』です。学問にも手抜きは許しません」
そんな厳しい規律や教育の中でダンス課のタイロン(やらっち)やカルメン
何かと教師に反発していた。
特にカルメンは早くプロになりたかった。
そしてプロでトップになる自信に満ち溢れていた。
そんなカルメンに演劇課の教師メイヤーズは危うさを感じていた。

演劇課には、子役から本格的な役者になりたいと思うい入学したニック(あっきー)がいた。
そんなニックに思いを寄せるおなじ課のセリーナは積極的だった。
2人は急速に近づいたが、ニックの役者にかける思いとセリーナの思いがうまく
かみ合わず、2人は距離を置くようになっていった。
同じ演劇課にはジョー(パナ)もいた。
ジョーは猪突猛進といった感じで何に対してもストレートに感情を表した。
入学当初からカルメンに恋をして、その気持ちを演劇課の授業中に叫んだジョー
教師メイヤーズに目をかけられた。
そこでロミオとジュリエットのロミオに抜擢されたが
その戯曲がジョーの嫌いな古典劇だったので全く喜ばず(笑)
成り行きでロミオをニックに譲るカタチになった。
そのおかげでニックセリーナの仲は回復した。

音楽課には、シュロモ(町田さん)がいた。
彼の父親は、有名なバイオリン奏者。
その血を引き継ぐシュロモは、父親の後を継ぐものとして何かと注目を浴びた。
だがシュロモにはそんなヒトの目が重荷だった。
それに厳しい父親にも嫌気がさしていた。
シュロモは、同じ課の友人たちとロックバンドを組んだ。
徐々にバンドは軌道に乗ったが、音楽課の教師シャインコフにはロックはただの騒音だった。
シャインコフに一喝されて自分を見失ったシュロモだったが、
ダンス課のカルメンと一緒に歌を作るうちに自信をとりもどした。
育ちも目指している将来も違う2人だったが、次第に惹かれあっていった。
ところがカルメンは学校の校風にどうしてもなじめず
街で声をかけてくれた妖しいプロデューサーについてロンドンへ行ってしまった。

ダンス課の教師グレタは、タイロンと反発しながらも彼の才能を見抜いて
タイロンに賭けようとしていた。
ところが新入生の発表会を前にシャーマンの学科の単位が足りず、補修を命じられるタイロン
最初は嫌がっていたタイロンだったがガールフレンドのアイリスの手助けもあって
何とか補修に合格。発表会には出る事が出来た。
でもタイロン
は4年間の国語の授業がほとんど身についていない。
彼は文字が読めない先天的な障害を抱えていた。
「文字が読めなくてもタイロンならプロのダンスで充分やってゆける」と主張するグレタ。
だが、シャーマンは「学問も必要よ。ここの生徒全員がプロになれるとは限らない
たぶんほとんどの生徒が挫折する。そのとき生徒が社会で普通に暮らしていけるように
教育してあげるのも教師の勤めよ」
と譲らなかった。
最初は、シャーマンに激しく反発したタイロンだったが
シャーマンの熱心な説得で少しずつ心を開き、文字も読めるようになっていった。
しかし単位が足りず、タイロンは留年することに決まったが
タイロンは堂々としていた「俺は来年卒業する。今年は皆を見送るよ」

シュロモは、仲間と組んだバンドがメジャーデビューすることになり
その打ち合わせに向かっていた。
そんなシュロモの前にカルメンが現れた。
他の生徒の前では気丈に振る舞っていたカルメンだったが
シュロモには、本当のことを告げた。
カルメンはドラッグと酒に溺れ、仕事もなく、心もカラダもボロボロになってN.Yに
帰ってきたのだった。
シュロモ「何かあったら遠慮なく言ってね。ボクは君を愛しているから」
そういい残してカルメンの前からシュロモが去ると
カルメンも泣きながら言った。「シュロモ...あたしも愛してる...」
そう言うと、カルメンは橋の上から身を投げた。

卒業パーティーでは教師と生徒が4年の月日を懐かしみながら
にぎやかにすごしていた。
4年前、それぞれの思いを胸に入学してきた96人の生徒が旅立つ日だった。
最後にシュロモがカルメンと合作で作った歌を生徒みんなで歌った。
そして演劇学校を卒業していった。

まあ、芸術学校の青春ストーリーってとこかな(笑)
恋あり夢あり挫折あり....って、大忙しだったわよ。
でもMAの4人がうまくストーリーに入り込んでて観やすかった。
やらっちの黒人は....う〜〜ん....(^_^;)
どっちかと言うと、もう少し色白が良かったな〜。
でもダンスは黒人にひけをとらないヒトだから、ま、いっか。
ガールフレンド役のアイリスが、ヒップホップが得意なタイロンと対照的に
クラッシックバレエが専門。
このアイリスがキレイでかわいかった〜〜。
動きがイチイチかわいいのよ。で、群舞のシーンでもバレエっぽい動きで
流れるようなダンスをしてた。洋服もイイトコのお嬢さん風で。
でも実際は、普通の家庭のお嬢さんだった。
それがわかったときにタイロンが積極的にアタック。で、2人はめでたく恋人になるんだが
タイロン
が黒人だって設定がどうしてもぬー的になじめず(^^;)
「やらっち....今から白人ってことにしないか!?」と、心の中で呼びかけてしまいました。

他の3人はハマリ役だったかな〜。
シュロモ役の町田さんは、繊細で神経質なバイオリニストを演じてたけど
すっごく似合ってた。
最後にカルメンが飛び込み自殺するのを目撃してしまって
そのショックから立ち直れないシュロモ
カルメンとの合作の歌を歌うとき、マジ泣きしてたように思えた。
シュロモが幸せになれますように....。

ジョーは、めっちゃハジけたキャラだった。
シモネタをバンバン言ったりやったりしててほとんど暴走キャラでした。
でも元気なだけで、そんなに本人の物語には盛り上がりが無かったような気がした(^^;)
それでもタイロンジョーがシンメで踊るとすごい!迫力が違うのよ〜〜〜!!

ニック役のあっきーもハマリ役。
ニックにはステージママがいるという設定だったが
思わずあっきーの私生活はどうなのかな!?と思った(笑)
あっきーは、何となく不器用そうなキャラだった。
最初は、セリーナの気持ちに気づいてなくて
自分がフラれてからやっとセリーナが大事な人なんだってわかるのよ。
で、ロミオ&ジュリエットの劇中で告白しちゃうなんてさ〜(*^^*)
MAの4人のなかでは一番かわいいエピソードでした。
 
それからぬーは、カルメンの浅井江理名ちゃんに惚れた(笑)
席が前から3列目だったからカルメンのかわいいお顔が良く見えた。
かわいい!とにかくかわいかった!!
歌もダンスもきれいだったし
奇抜なファッションもヘアスタイルも似合ってました。
でも、名前とお顔をパンフレットで見てたら
どっかで見たことあるのよね....。
まだ確認してないけれど、昔やらっちとおふくろシリーズでドラマで共演しなかった!?
まあいいや、後で調べよう(笑)

予想以上に感動して楽しいミュージカルでした。
MA
はやっぱりすごい。
やっぱりJrを超えたJrだよ(*^^*)