翔ちゃんかわいい。 ICON26B.GIF - 2,668BYTES


 

翔ちゃんのミュージカル「ビューティフルゲーム」を観に行ってきました。
事前に予習していかなかったので
「サッカーをやるんだよ....ね?」ってくらいしか知らなかった。
それに共演者が安良城紅ちゃんとか華原朋美とか、
今までとは一味違う感じでなんとな〜く自分的に食いつきがわるかったの(笑)
でもサッカーのユニフォームでカッコよく登場した翔ちゃんは、かわいかった!!!!!
なんといってもふわふわしたヘアスタイルが最高!!
「きゃ〜〜〜〜!!かわいい!!めっちゃかわいいぞ〜〜〜!!」
絶叫したくなる衝動を抑えるのが大変でした(今回は1人で観てたし:笑)

アイルランドはカトリック派とプロテスタント派の宗教戦争の真っ只中。
ジョン(翔ちゃん)達のサッカーチームの中でも宗派の違いをめぐって対立が起きていた。
狂信的なカトリック派のトーマス(山崎裕太)は、同じチームのデルを毛嫌いして
チームの練習にも参加させないようにしてしまった。
ジョンメアリー(安良城紅)とつきあうようになったが
カトリック派で自由と平和の夢を持つメアリー
カトリック派の過激派(IRA)に入信してプロテスタント派を殲滅させようとしている
友人でありチームメイトでもあるトーマスとの間で複雑な思いだった。
そんな中でジョンたちカトリック派のサッカーチームと
プロテスタント派のサッカーチームが試合で戦い、見事ジョンたちが勝利を収める。
勝利に酔いしれるチームメイチ達。だがその夜、彼女を送り届けた直後に
ジンジャー(脇知弘)がプロテスタント派に暴行されて殺される事件が起こる。
ジンジャーの葬儀の後、チームメイトはそれぞれの道へと別れていった。

プロサッカー選手を目指すジョンメアリーと結婚した。
だが結婚初夜にジョントーマスに呼び出される。
トーマスはサッカーを辞めた後、IRAに入信していた。
トーマスの逃亡を助けた罪でジョンは警察に連行される。
だがそんな時にメアリーの妊娠が発覚する。
ジョンは監獄生活を送るうちにサッカーに対する情熱も夢も冷めていった。
メアリーが面会にきてもジョンは絶望の言葉を繰りかえすだけだった。
メアリーが一人で子供を産み、懸命に生きている間に
親友のクリスティーン(華原朋美)は、恋人デル自由と愛のために
アメリカへ旅立っていった。
そんな時ジョンは監獄の仲間と脱走を企てる。

「やらなきゃならない事がある」と別れを告げにきたジョン
メアリー
は「赤ちゃんの父親は死んだわ。あなたなんか大嫌い」と泣いた。
ジョンは自分を落とし入れたトーマスに仕返しするために脱獄したのだ。
ジョンが逮捕されたきっかけはトーマスの逃亡を助けた事。
だがそれは、トーマスが自分を守るために警察にジョンを売ったのだった。
そのうえ自分の罪を隠すために関係のないダニエルの足に怪我をさせるなど、
トーマスのIRAでの行動は悪行そのものだった。
トーマスを追い詰めたジョン
だったが
「昔の(親友だった)お前は撃てない....」と言い残してジョンはその場を去った。

ジョンは改めてプロサッカー選手を目指し、やり直すことを誓って
メアリーの元へ帰って行った。

ストーリーは、ちょと昔のアイルランドが舞台。
と、言ってもアイルランドという国もなじみが少ないし、
カトリックとプロテスタントの宗教の確執も日本人のぬーにはちょっと理解出来ない部分があった。
時代なんだろうな〜。若者がみんな自分の信心する思想のために命を投げたり
暴力を振るったり、憎みあったり。
そのとばっちりで何も悪いことをしていないジンジャー(脇君)が
プロテスタントに殺されたのは、悲しかった。
ちょっと太めで憎めないキャラクターのジンジャーは、殺される直前に
やっと好きな女の子と恋人になれたのに、プロテスタント派に言いがかりをつけられて....。
恋人のバーナデットが泣くシーンは、とっても悲しかった...。

ちゃんが演じるジョンは、この舞台の中では「普通」だったかも。
ジョンはカトリックなんだけれど、恋人のメアリーみたいにデモに参加したり
トーマス
みたいにプロテスタントを目の敵にしたりしてなくて
「出来れば平和に普通に楽しくサッカーやって過ごしたい」っていう
本当に普通の青年だったと思う。
ちなみに彼の背番号は「10」→別に何のイミもないかもしれないが(笑)
メアリーと2人のシーンではしょっぱなからキスシーンとか
ラブラブなシーンが多くて、なんだか「いいな〜、メアリー」とか思ってしまった。
新婚初夜のホテルのシーンは、なんかリアルだったな。
ベットシーンに行くまでのじれったい流れがなんとなく以前観た坂本リーダーの
「シェルブールの雨傘」のベットシーンを思い出した。

それからサッカークラブのロッカーでは、やたらに着替えるシーンがあって
その度に、翔ちゃん山崎裕太君黒田勇樹君、ついでに脇君(笑)
上半身ハダカやパンツ姿が惜しげもなく お客さんに公開された。
いや〜〜、翔ちゃんは二の腕もステキだけれど上半身もステキ。
いい目の保養になりました。
サッカークラブのシーンが多くて、ダンスでサッカーのプレーが表現されるシーンがあった。
これがスローモーションかかってて、めっちゃ面白かった。
それでもサッカーボールが本物だったりして、ボールを持ってるジョン
のバックで
走ってる選手がみ〜んなおんなじ動きでコマ落としで走ってるの。
プロのダンサーさんだから動きがきれいなんだけど
その中にチョコチョコとジンジャー(脇君)が割り込んできたりしてそこだけは笑えた。
ジョンはプロサッカー選手を目指してて、2幕の最初がサッカーのプロテストだったんだけれど
ここでちょっとハプニングが。
サッカーボールをドリブルしながら上手から下手にハケていく
言うならば翔ちゃんのサッカーの実力を見せ付ける「見せ場」だったのに
蹴ったボールが客席に落ちた(笑)
客席からいっせいに「あ゛〜〜〜〜〜!!!!」という声と笑いがもれて
翔ちゃんはその声を背中に浴びながら下手に消えていった(笑)

女性の共演者には、安良城紅ちゃんのほかに華原朋美さんがいた。
紅ちゃんは若手のシンガーの中でも実力派ではないでしょうか。
歌は本当に上手だし、かわいかった。
でもせりふがちょ〜〜〜っと聞きずらかった。
劇中何度も「えっ!?えっ?」って聞きなおしたい部分があったよ。ガンバレ!紅ちゃん。
それから華原朋美さん
を初めてナマで拝見しましたが
朋ちゃんはすごい。かわいいしダンスも上手。そして歌が最高(ベタ褒め?)
朋ちゃんの歌声で何度涙が出そうになったか...。
朋ちゃん
(クリスティーン)の役どころはメアリーの親友で、カトリック派なんだけれど
恋人はプロテスタント派のデル。
許されない恋を2人は密かにはぐくんで結婚して
カトリックの皆さんからは罵声を浴びても屈せずに
最後は自由の国アメリカへ旅立っていった。
親友のメアリーに「もう逢えないと思う」と明るく別れを告げる
クリスティーン
には女性の強さを見ました。
でも....演じてたのはメアリーと同年代の役なんだよね〜。
実年齢を全く感じさせないかわいさを見て「すっごいな〜」と感心しました。

後半は宗教戦争でドロドロした暗い部分が多くて楽しくはなかったけれど
最後にジョンがちゃんと自分を取り戻してメアリーの元に戻ってきたのは良かった。

カーテンコールは2回。
1回目と2回目のあいだに、オーケストラの人も舞台に並んでご挨拶。
そっか〜〜、生演奏だったのね〜。
でもオケピが無かったし、バックにもオーケストラの姿が無かったから
生演奏だとは思わなかった。完全に裏方さんで演奏して下さっていたのですね。

カーテンコールの時に出演者の人たちが舞台の上で本当に仲が良さそうで
ストーリーは暗かったけれど最後は「観にきて良かったわ〜」って思いました。
それから翔ちゃん...できれば嵐に戻ってもあのふわふわのヘアスタイルがいい(笑)