坂本さん再び ICON26B.GIF - 2,668BYTES



去年に続いてボーイフロムオズを観て来た。
キャストは去年と同じ。ストーリーも同じ。
でも去年一度観て内容をわかっているせいか、落ち着いて堪能出来ました。
坂本さんは相変わらずのミュージカルアクター!!
歌もダンスも最高です。特に歌が!!
外国のミュージカルって台本どおりに進むからかな!?
ミュージカル開始して最初はちびっ子ピーター=アレンの歌。
そして14歳ピーターのタップダンス。
で、大人になったピーター坂本さん
)が登場して自分の物語を語るんですが
去年に続いて今年も開演に遅れて入場したお客さんに向ってピーター
「どちらからいらしたんですか?」と尋ねるシーンが(笑)
そしたら2人組みのお客さんが答えた
「韓国!」と(@_@)
ピーター
もこれにはビックリ☆
「え!?韓国から!?ほんとに?ちょっと俺、本当に感動してます!」
動揺を隠せませんでした。すっごくうれしそうだったな。
で、劇中にそのお客さんをネタにしようと名前を繰り返し聞いて覚えてましたが
韓国の苗字はちょっと頭に入りきらなかったので
坂本さん(いや、もといピーター:笑)は、舞台そでに引っ込んでなにやら記録していたみたいです。

また、劇中ピーターがお客さんをステージに上げるコーナーもあり
今年は最前列中央の男性が選ばれました。
その理由が「さっき(股間のあたり)口開けて観てましたね」→あんなに腰をグラインドさせるからだよ!
選ばれた男性は奥様と群馬から来たそうで
ピーター
何か聞かれると舞い上がってヘンな回答&へんなりアクションを連発。
ある意味この男性が一番面白かったかも。
このコーナー、選ばれた人が、ピーター
と一緒にドラムロールにのって腰をグラインドさせるの。
で、本当はお客さんはピーターのジャケットを借りて羽織るのが恒例なんですが
この男性はちょ〜〜っと太めジャケットを羽織らせようとしたら
豹ガラのジャケットがすごいことに(笑)
ピーター「ちょっと・・・・・!やっぱりやめましょう!!ヒョウガラがキリンになっちゃう(笑)」
すると男性は、ジャケットを腰に巻きました(^^;)
で、奥さんもステージに上げてもらい(男性の希望。やさしいダンナさまでした)
ピーター
と一緒に記念撮影。
すると客席から「え〜〜〜〜!」とブーイング(^^;)
ピーター「何!?さっきは暖かく拍手してくれたのに(怒)」→確かにね。
でもこの日のご夫婦は楽しいキャラクターでした。ピーターったら見る目あるぅ(笑)

共演者ではIZAMちゃんが今年もグレッグの役で登場。
去年より歌が上手だった!!安心して聴けた。
席もB列だったので前から7番目くらい(ちゃんと確認しろよ:笑)でお顔もよく見えました。
ミュージカルアクターIZAMちゃん・・・・。うん、頑張ってほしい。
それにしても坂本さんとマジキスしてるのを近くで見るとなんか観てるこっちが恥ずかしい(*~~*)

鳳蘭さんや紫吹淳さんはさずが!!
歌に引き込まれたわ〜〜〜〜〜(*^^*)
鳳さんのジュディ=ガーランドは、本人が乗り移ってるのかと思うほど。寒気がしました。
紫吹さんのライザ=ミネリも相変わらずセクシーです。
最初のヘアバンド&ピンクの服&ピンクのレッグウォーマーもかわいかったけれど
あの真っ赤なボディコンミニ
で歌い踊る姿は、女のぬーでもドッキドキワックワク(アホ)
ライザピーターの最後までよきパートナーでした。
ピーターが男好きでなかったらねえ・・・・(笑)
ピーター
とのシーンで一度何かにハマってお互いが笑っちゃったところがありました。
こういうハプニングって演劇ならでは。ちょっと得した気分です。

それから今年のちびっ子ピーターはかわいかった。
女の子みたいなお顔立ちでした。
14歳ピーターは、なんとな〜〜く
良知君と石田君を足して2で割ったようなお顔立ち(笑)
最初出てきた瞬間に「あ、らっちっちに似てる〜〜〜」って思ってじ〜〜〜っと観てしまった(^^;)
で、2幕の間の休憩時間にトイレに行って、ぱんたさんにそのことを言ったら
ぱんたさんも「うん!らっちっちに似てると思った!」とのこと。
やっぱり観るものが長年一緒だと、ハマるところも一緒だな(大笑)
ああ・・・・良知君・・・・あなたはどこで何をしているの?今も踊っているの!?


ストーリー

オーストラリアの小さな町「テンタフィールド」に生まれたピーター=ウールノー (坂本さん)
彼は幼い頃から音楽的才能を開花させた。
彼の父親は、戦争から帰ってきてから酒に溺れる毎日だった。
ピーターの母マリオン (今 陽子)は、息子の才能を見抜いていた。
そしてピーターは16歳の時、友人のクリスと「アレン.ブラザーズ」 を結成。
シドニーでテレビを中心に活躍した。
このときピーターは、自分の姓「ウールノー」を捨てて「ピーター=アレン 」と名乗るようになっていた。

しかしある事件が元で、しばしシドニーでのテレビ出演がしばらく出来なくなった。
そこに香港のホテルでの営業話が舞い込んでくる。
そのホテルで偶然出逢った 大女優ジュディ=ガーランド (鳳蘭)に気にいられ
アレン.ブラザーズは、ジュディ の前座に起用された。
そのままピーター達はジュディ と共にアメリカに渡った。
ジュディを出迎えた娘のライザ=ミネリ と出逢った瞬間
ピーターとライザ は互いに惹かれ、結婚した。
だがジュディ はそれを良く思わなかった。
「生物学的に会わない」....ジュディはピーター同性愛者 だと知っていた。
そしてピーター
に言った 「あの娘は、私が1つくらい正しいことをしたという証」
ジュディは、ライザ を同じ女優としてライバル視しながらも娘の将来を案じていた。
ジュディ の反対を押し切って2人は結婚し、
ライザは映画や舞台にひっぱりだこの女優業、ピーターは相変わらずジュディ の前座を勤めていた。
そんな時、ジュディが薬物の乱用が原因で急逝した 。
ライザピーターをつなぐジュディ がいなくなったことで2人の間に少しづつ亀裂が生まれた。
ピーターは、どこに行っても「ライザのダンナ。ヒモ」 という扱いに嫌気がさしていた。
ライザは、ピーター の同性愛を黙認していたが、自分の留守に自宅に男性を連れ込むピーターに怒り
2人はお互いをののしりあった。
そしてライザは、ピーター に別れを告げた。
「キミを愛している」と言うピーターにライザ

「貴方はやさしい。まるで兄弟のように」 と言うと部屋を出て行った。
ピーターライザ は、お互いを「親友」として愛していた。
仕事がなくなり、 相方のクリスも「俺たちはもうダメだよ」とピーターのもとを去った。

ピーター はその後ソロで活動し始める。
歌やタップダンス、そしてライターの仕事。
そのころ恋人のグレッグ (IZAM)とやり手のマネージャー(団時朗)と一緒に
数々のステージをこなした。
これが大当たりして彼はたちまちオスカー賞を手にするほどになった。
「歌手になる」そう夢見てオーストラリアを旅立ったピーター は今や人生の絶頂にいた。
ところが恋人のグレッグがエイズで他界する。
グレッグの看病をし、最期を看取ったピーターもまた同じ病気に蝕まれていた 。
マネージャーとも意見が割れて決別。ピーター は再び1人になった。
それを心配してライザがピーター を訪ねる。
あまりにやせ細ったピーターを見てなぐさめる言葉もないライザ

グレッグなら、こんなとき何ていうかしら」とピーター を気遣った。

ピーター は、最期の公演を故郷のオーストラリアで行おうとした。
久しぶりに家に帰ったピーターに母マリオン は優しかった。
マリオンは何も言わなかったが、ピーター の体のことは気づいていた。

ピーター
の前に幼い日の自分が現れる
幼いピーターは言った 「僕はまだやりたいことがあったのに!」
そんな幼い日の自分に向かってピーターは「行けよ」と
やさしく背中を押した。そして自らのフィナーレに向かって歌いだした。


最後は不覚にも涙がこぼれました(T_T)
ピーターってさ・・・・華やかな人生の裏が悲しすぎるよね・・・・。
子供の頃は貧乏。お父さんが飲んだくれてピーターの稼いだお金を盗んで自殺。
自分は最初、ライザ
のヒモみたいな生活してて
最後は恋人がエイズで死んで、自分も同じ病気になって・・・・。
すごい人だったのに、なんか悲劇的な人生だったよね。

と、そんなことを考えながらアンコールが2回終わって
ロビーに出てきたら柱にお花を贈った人のリストが。
その一番最初にひらがなで「いのはら☆よしひこ」と書いてあった。
なんで・・・・つのだ☆ひろ みたいな名前でお花を贈ったんだろう(笑)
ネクジェネで何か言ってたのかな?
最近聴けてないからな〜〜〜(^^;)